映画「サイレントラブ」を観て
映画の備忘録として書き留めておこうと思います。
ミッドナイトスワンが衝撃的すぎてとても印象に残っているのでその監督の作品ということで気になって観てきました。
王様に捧ぐ薬指での山田涼介さんの演技も結構好きだったので。
う〜ん。。。
前情報は何も入れずハッピーな恋愛ものを期待して観に行ったのが間違いだったのか、期待していたものとはちょっと違うかったというのが本音。
喧嘩のシーン?暴力シーン?が多めで、しかも演出が上手いから目を逸らしたくなるようなシーンが多くて、そういうのが苦手な私にはちょっとキツかった(T_T)
なんというか、すごく丁寧なんですよね、暴力シーンの描き方が。
でも、私はもっと恋愛部分が観たかったかな。
最後なんて、ちょっと違和感というか。
ネタバレになるので詳しくは書かないですが、それまですごく丁寧に暴力シーンとか描いてたのに最後はこれだけ?!これで終わり?!って感じてしまった。
ま、それは私の好みの問題だからしゃーないか^_^;
役者さんたちもみんなよかったし、野村周平さんなんてすごい謎のオーラというか、良い人なのか悪い人なのかよくわからないオーラで奇妙な雰囲気出てました。
山田涼介さん演じる蒼の友達の吉村界人さんもほんとどーしょーもない奴で、蒼のことを守ってるようで事の発端はお前やろー!って感じで。
でもああいう喧嘩とかが日常の世界に生きてる人ってあんな感じなのかなって知らない世界を垣間見た感じでした。
情はあるんだけど、良かれと思うことがズレているというか、不器用というか。
喧嘩や犯罪に手を染める人って、私とは何が違うんだろうなんて考えてしまいました。
家庭環境?教養?モラル?
彼らは彼らの幸せがあるんだろうけど、平和な世の中を願わずにはいられない。
と、話が脱線してしまいましたが、一番よかったのは主題歌かな。
ミセスのナハトムジークという曲。
壮大で、でもどこか寂しくて、最後にエンドロールと共に流れるのがぴったしで。
ずっと座って聴いていられるような時間でした。
でも、やっぱ映画館で観るっていいですね。
何にも邪魔されることなく集中できるし、映画を家のテレビで観るのとは受け取る印象が違うなぁとしみじみ。
また来月気になってる映画あるので見に行こうと思います。
一緒に映画観に行ってくれるお友達作りたい。
映画の好みが似てて、終わった後、遠慮なくあーだこーだ言い合える友達。
後日、YouTubeで歌詞を見ながらナハトムジークを聴きました。
大森さんやっぱ天才やな。
多分、映画用に曲書いたと思われるが彼らを表現する言葉が秀逸で、表現力がほんとすごいわ。