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スタッフインタビュー 〜地域とつながるちかさんの想い〜

こんにちは。オンラインパートナー:かな@石垣島です

沖縄県名護市の東海岸にある「わんさか大浦パーク」。ここは、10の集落が協力して作り上げた海辺の直売所。ただの商業施設ではなく、地域の絆を深める場所という印象が強く、地域とともに成長しているこの場所で働くちかさんにお話を伺いました。


スタッフのちかさん

地域とともに歩む現場の声

ちかさんがわんさかと出会ったきっかけ

「わんさか大浦パークで働き始めたのは、2020年の4月です。それまでは那覇市で10年間営業職をしていたんですが、結婚を機に大浦区に引っ越して、最初は役所で働いていました。行政の仕事を通してわんさか大浦パークと関わるうちに、『もっと近くで地域を盛り上げたい』という気持ちが強くなってきて…。でも役所の仕事には制限があって、思うように動けないもどかしさがあったんです。そんな時にわんさかから『うちで働いてみない?』って声をかけてもらったのがきっかけです。」

地域とのつながりと住民の想い

「大浦に来るまでは、地域との関わりってほとんどなかったんです。でも地域づくりに参加するようになって、住民の皆さんが本当に一生懸命にこの地域の未来を考えていることを知りました。『過疎化』って言われる中でも、10年後、20年後を見据えて今何をすべきか考えている。その姿に心を打たれました。大浦区に住んで13年経ちますが、地域とのつながりは変わらず大切だと感じています。」

ちかさんの言葉からは、外から見れば静かな田舎でも、そこに流れる住民の熱い思いが伝わってきました。

広く浅く、楽しく地域のために動くスタイル

「私、何でも広く浅くやるのが好きなんです(笑)。やりたいことがあればすぐに『これやりたい!』って思うタイプで、例えばキッチンカーで地区を回ったり、学童にお弁当を配達したりとか、いろんなアイデアを出してきました。もちろん、ボツになるものもありますけど、それも含めて楽しいんですよ。」

エネルギッシュで明るい性格が感じられるちかさん。彼女のアイデアと行動力が、わんさか大浦パークの活気の原動力なんだろうと感じました。

若い世代とのつながりを目指して

「わんさか大浦パークは、10集落が一緒になって運営していますが、地元の20代や30代の若い人たちにももっと気軽に来てもらえる場所にしたいと思っています。今はまだ市街地に買い物に行く人が多いけど、将来的には地域の若い人たちが日常的に利用できる拠点にしていきたいですね。」

ちかさんの話からは、地域への深い愛情と、その未来への強い責任感が感じられました。わんさか大浦パークは、地域をつなぎ、支える大切な場所。その場所で働くスタッフの情熱が、地域の未来をより豊かにしていくのでしょう。

リニューアルオープンとこれからの展望

「11月に『あたいぐわぁキッチン』がリニューアルオープンするので、それを盛り上げるのが今後の大きな目標です。わんさか大浦パークがもっと地域の人々に活用される場所になれば嬉しいですね。」

ちかさんは、地域の「今」をしっかり見つめつつ、未来を描いていました。ちかさんの守りながら、攻める姿勢が、これからの名護東海岸地域をさらに活気づけていくのではないかと感じました。


感想
地域づくりというと10年後、20年後の未来を描くイメージがありましたが、ちかさんは未来のために、いま何をすべきかをしっかり見ているのが印象的でした。
                 オンラインパートナー:かな@石垣島


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