先生、○○くんが叩いてくるねん
私は体操教室の先生です。
午前中は依頼を頂いた幼稚園・保育園・子育てサークルさんのところへ出張指導。
午後は自分で運営している教室で体操指導を行っています。
こども達と日々関わっているので、たくさんのトラブルを目撃します。
先日のある幼稚園での指導中、
「先生、〇〇君が叩いていくるねん。」
「それは痛かったね(まず共感が大事)。ところで『嫌やからやめて』って言ったの?」
「。。。」
このように、相手に何も言わずに先生に報告する子ども、結構います。
だいたいは次のケースかと。
①相手が怖くて物を言えないから
②自分の意見を相手に伝えるのが怖いから
③何度も相手に言ったが辞めてくれないから ←大人を頼って下さい。そんな子にはとりあえず関わらないようにしましょう。言ってもわからない人はたくさんいます。
④相手を懲らしめてやろうと思ったから
①相手が怖くてものが言えない
大人を頼ってほしい。
②自分の意見を相手に伝えるのが怖いから
大人を頼ってくれて構わない。でも、今後自分の意見を相手に伝えられるようになった方が絶対にいい。権利は主張しないと認められないし、なんせその相手が悪いことをしている自覚がないのかもしれないから。相手にとっても自身を知る良いチャンスです。
③何度も相手に言ったが辞めてくれないから
大人を頼ってほしい。そんな子にはとりあえず関わらないようにしてもいいと思う。みんなが仲良くする必要はない。言ってもわからない人はたくさんいる。わざと悪い事をする人もいるし、それが悪いことと知らずにする人も世の中にはいる。そういう人もいるんだと知ることが大切。
④相手を懲らしめてやろうと思ったから
頭がいい。でも強い人を使って相手を懲らしめることを多用するとすごく嫌われる。なぜかというと、相手から「卑怯」と思われるから(卑怯かどうかはわからないけど)。やりすぎると友達がいなくなる。
そんな風に思うのだけど、いざそういうシーンになってもうまく言葉が出てこないからこうやってまとめて引き出しを整理しておこう。