プロの迫力
最近、出かけようとする度にゲリラ豪雨的な雨に降られて、何か前世で悪いことでもしでかしてしまったかと、前世の記憶を呼び戻す儀式をぐぐってみたところで我に返りました。冷静に今を生きようと思います。ずぶ濡れで。
岡山でライブ配信代行、MC、パーソナリティ、SNSを使った企業広報支援をしている、伝える人、わのみん小橋です。(ちょっと足してみました)
岡山しゃべろう夜#198
昨夜は、岡山の楽しい方や楽しいお店、楽しい情報をゆるゆるお話するライブ配信番組「岡山しゃべろう夜」の配信日でした。198回目。あと2回で200回なんですねぇ。よく続いたものだ。今回はカメラを総とっかえ。毎度、この番組ではライブ配信代行のお仕事で使うであろう機材や技術を試しながら行うという、ある意味では実験的番組となっています。
マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼を3台投入しての配信。やっぱりもう少し明るい(大口径)のレンズを使った方が良さそうな気もしますが、それでも今までの家庭用ムービーカメラと比べると段違いに味のある映像となりました。お仕事で使えそうなので、もう少しテストと練習を重ねて現場投入したいと思います。予備機も買わないといけませんねぇ。(F2.8通しのズームレンズも欲しい)
筝曲演奏家 山路みほさん
今回のゲストは岡山が誇る、世界の筝曲演奏家、山路みほさんでした。ラジオのゲストにご出演いただいた時は外出自粛期間真っ最中でしたから、お電話をお繋ぎしてのご出演だったため、お会いするのは初めて。大きな箏を抱えて配信場所であるkobacoffee倉敷川店に入ってこられた時の第一印象は華奢な方だなぁ…でした。
月に30人くらいの方にインタビューしていると、何となく第一印象でこんな感じの方かなぁ?というのはわかってくるようになるんです。めったにその印象が覆ることはなくて、その後、仲良くさせていただいても変わらないことがほとんどなので、この感覚は結構大切にしてるんですが、山路さんは、芯の強そうな方だけれど、人生を楽しむ方向性や笑いのツボが合う方かも!?という印象もあったので、ちょっと安心しました。
ご縁の大切さ
ゲストトークで印象に残っていることはいくつかあるんですが、世界でご活躍ですよね?と話を振った時におっしゃった「ご縁があって」というお言葉。当然その裏には多大なるご苦労があって、毎日の練習、努力、マーケティング、プロモーションと、いろんなことを考えながら活動をされてると思うんですが、さらっとご縁のおかげと言えるところに強さを感じましたね。
これが何の努力もせずに、ご縁ご縁とご縁の安売りをされている方の言葉だと重みがないんですよね。厚みがないと言うべきか。この言葉の重さがずしんと響きました。その他、筝曲とは、とか箏と琴の違いとか、今されている活動とか、いろんなお話をうかがえる幸せな時間でした。
プロの迫力
アシスタントMCのあいちゃんが筝曲奏者ということもあって、話は大いに盛り上がった後、生演奏をしていただけることに。箏の前に座られた瞬間、山路さんの表情が変わります。和やかな方から、プロ演奏家としてのスイッチが入った瞬間です。いろんな方のこのスイッチを入れる瞬間を見てきましたが、やはりいつも見ても身震いします。かっこいい。
楽曲は「鳥のように」。その曲の風景や想いを妄想して演奏されるとおっしゃった山路さんの演奏はkobacoffeeの店内を一気に曲の世界に誘います。カメラワークに若干の不備があったものの、この演奏だけでもぜひ観て欲しい。生で聴いているとぞんぞが立つほど興奮しましたし、感動しました。超一流の生演奏を聴いたときだけに起こるこの現象。まさにプロの迫力。
↑こちら↑は演奏の部分から始まります。
トークの巧さもまたプロのお仕事
いろんな方とお話をしてきて思うのは、第一線でご活躍のプロの方はジャンルを問わず、トークが巧い方が多いんですよね。山路さんもまたそうでした。トークの勘所がすばらしくて、私の拙い進行でも、ここを拾って欲しいなぁというところをドンピシャで拾って下さる。ありがたい。
調子にのって筝曲界のさだまさしですねって言いたくなるくらい、緩急つけたお話の面白さ。いや言っちゃいましたが。ぐっと引き締まった演奏の空気をさっと和ませて世界を転換させるためには、こういった話術もきっと必要なんでしょうね。
プロのお仕事とは?今一度、自分も考え直したくなるような超一流のプロとのトーク。本当に出逢えて幸せだと思います。大いに刺激を受けて、私もまた頑張る力をいただきました。
山路さんの今後の活動としては、動画作品の制作に入られてるということですから、山路さんの公式サイトを定期的にチェックしてみて下さい。コロナ禍が収まれば来春くらいに生演奏を聴けるチャンスがあるかもしれません。
岡山が誇る世界の筝曲演奏家、山路みほさん。今後のご活躍に目がはなせません。
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