ありがとう。楽になりました。
Yさんへ
養子として迎えられたあなたが書いた「私の誕生日」、読みました。
誕生日がネガティヴに感じる事もあるのだなぁ、とあらためて知りました。
あなたの、このネガティヴだけど素直な気持ちを聞いて、育て親の私も、妊婦に対するネガティヴな思いが拭いきれないのは、それでいいんだなぁと、少し楽になりました。
子どもを迎えたのに、まだ妊娠に対して執着してるのか?と言われそうですが・・・
100%諦めて、子どもを迎えようと思ってはいない自分をダメと思ってきました。
あわよくば、環の会で子どもを迎えた後も、妊娠して実子を授かればいいな、とも思っていました。でも、無理だろうな、とも思っていました。
そして、お腹の大きくなってる近所の人を見た時や妊娠したんだ、って報告をされた時も、すぐさま、おめでとうという言葉が出てこず、涙が出てくる自分が、これでいいのか?と思うのですが、誰にも言えず。
それで、ずっと置き去りになっていた私のネガティヴな気持ちが、あなたの、誕生日=産みの親を感じるから憂鬱だった、という言葉で、なんだか、関係ないところなのですが、救われた気持ちになりました。
あなたのように、今、できることはしよう、と思い、自分の気持ちを流さず、このメッセージを書いちゃいました。
あなたのこんな短い文の中に、たくさんの複雑な重たい気持ちも詰まっている気がしました。
でも、その重さに右往左往しているのでなく、自分らしく生きるという、決意が、グッときました。
私も、妊婦や妊娠については、きっとまだこの先も、すぐには変われないと思いますが、そんな自分でもいいのさ、っと思えました。
それが、今回の大きな変化でした。
ありがとうございました。
環の会の育て親・Mより
Yさんが書いた「私の誕生日」はこちらから→https://note.com/wanokai_telling/n/nb0fbab7ff394?sub_rt=share_b