伝えたいこと、ちゃんと伝わってる?
こんにちは!暑い日々から一転、金沢では急に気温が下がり始め、秋を感じますね。皆さん、いかがお過ごしですか。
今日は、先日授業で習った「ハイコンテクスト・ローコンテクスト文化」について書いてみます!
日々の友達や家族とのコミュニケーションのとり方を考え直すきっかけになれば嬉しいです。
ハイ/ローコンテクスト文化ってな~に?
コンテクスト、英語表記で"Context"です。
コンテクストとは、一般的に「文脈」と訳されるんです!
簡単に言うと、ハイコンテクスト文化=物事を間接的に伝える
ローコンテクスト文化=物事を直接的に伝える、ということです。
主に日本や韓国、中国などアジア諸国はハイコンテクスト文化が強く、
アメリカ、ヨーロッパ諸国はローコンテクスト文化が強い傾向にあります。
例えば、「こんにゃくは太らない。」という言葉。
あなたはどう解釈しますか?
日本人の多くは、これは「こんにゃくは(カロリーが低いので)太らない。」
と意味を補足して理解することができると思います。
しかし、アメリカ人に「ゴミが落ちてるよ。」と言っても、「え?ああそうだね。」としか反応されません。
私たちは「ゴミが落ちてる」と指摘されれば、そのゴミを拾って捨てますよね?
これが、コンテクスト文化の違いなのです!
(コンテクスト文化は、ハイ/ローどちらが良い、ということではなく、文化的な特徴であり、単なる傾向の話です。)
思いが伝わるコミュニケーションをしよう!
これまでのコンテクスト文化を踏まえて、考えてみてください。
あなたの思いは、相手に100%伝わっているでしょうか?
ハイコンテクスト文化の特徴として、会話の中で情報を省きすぎてしまうことで、相手に自分の言いたいことがうまく伝わっていないということが起こります。
例えば、家庭の中で
「あれとって。」
「はい。」
「これじゃない!」
お互いの"あれ"の認識が違うことによるすれ違いが起きていますね。
これでは二人ともが良い気分にはなりませんよね。
では、ローコンテクストな会話を意識するとどうでしょう。
「今日、素敵だね。」を
「今日の服装、素敵だね!」に変えます。
より詳細に褒められた方が、より嬉しく感じませんか?
ローコンテクストな会話を意識するだけで、自分の思いがより伝わるコミュニケーションになります。
みなさんもぜひ「より詳細に」を意識して、自分の思いを100%伝えましょう!!