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私たちのフェミニズム vol.7

こんにちは!運営メンバーのまあやです。

今年4月からWannaBeMEの一員として活動しています!今回が私の初めてのnote投稿なので、自己紹介とともに「私にとってのフェミニズム」について書いていこうと思います。

自己紹介

まず、私がフェミニズムに興味を持った経緯について。

それは、私が高校2年の時に経験したニュージーランド留学にまで遡ります。

私が当時ホームステイしていた家庭では、大人子供、性別関係なく家事全般を分担して生活していました。それは私の家庭だけでなく、ニュージーランドではそれが一般的でした。

初めは仕事量が多く大変だなあと思っていましたが、慣れていくにつれて「家事を平等に分担することって、家族の一員として当然のことなのでは?」と感じるようになりました。

一年後、日本に帰国。久しぶりの日本の生活に少し新鮮味を覚えながら、私は自然とニュージーランドと日本をいろんな視点で比べていました。

そして気づく。日本の家庭って、家事が女性の仕事になってない?と。

もちろんお父さんやおじいちゃんが積極的に家事をする家庭もあるでしょう。しかし、私の家では全ての家事をお母さんとおばあちゃんがしていますし、私が行った高校のクラス内の調査でも、ほとんどの家庭が「家事=女性の仕事」になっているという現状でした。

さらに、ニュージーランドではたくさんの女性がリーダーとして活躍していました。NZのアーダーン首相を初め、私が住んでいた市の市長、ホストマザーは職場の所長など、私の周りには多くの女性リーダーがいたんです。

では、日本ではどうでしょうか。

現在まで、女性の総理大臣は誕生していません。ジェンダーギャップ指数(2021)は156か国中120位。女性役員の割合はわずか3.1%。(米NPO「カタリスト」による調査)

このような現状を知れば知るほど、日本を女性が活躍できる社会に変えたい!と思うようになりました。

これが私がフェミニズムに興味を持ち、勉強を始めたきっかけです。

私にとってのフェミニズム

フェミニズムは元々、「女権拡張論」という意味合いで誕生した言葉です。

この言葉を見ると、「フェミニズムは女性を優位にしようとして、男性が不利になる!男女不平等だ!」という意見があるかもしれません。

でも、私はそうじゃないと思います。

そもそも「フェミニズム」という思想が誕生し、広まった時代では今よりもはるかに女性の立場が弱かったのです。

選挙で投票する権利がない。学校に通ったり、勉強することが許されない。家庭や子供を守り、外で働く男性を支えるのが女性の役目。

こんなの、人権がないのに等しいじゃないか!と思いませんか?

戦後まではこれが当たり前だったんです。この背景を知ったら、「女権拡張論」の捉え方が変わると思います。


じゃあ、これらの権利が認められている現代では、フェミニズムの思想はもういらないんじゃないか?、と思うかもしれません。

私は、これも違うと思います。なぜなら、現代では「フェミニズム」の捉え方が変わってきているからです。

私は先ほど、「日本を女性が活躍できる社会に変えたい!」という思いを書きました。

これは本当に私の意志であり目標で、嘘偽りはありません。しかし、本題の「私にとってのフェミニズム」という視点では、少し違うんです。

私にとってのフェミニズムは、「性別によらず、全ての人が平等に、個人の人生を楽しんで生きられること」です。

個人的には、フェミニズムが女性だけのためのものである必要はまったくない、と考えています。

Wanna Be ME=私は、私でありたい。

「女だから、男だから、○○だから」で行動や選択を制限されるのではなく「私だから、こうする。」

一人でも多くの人が、自分らしい選択ができる社会を作るためにフェミニズムは存在する、と私は思います。

そのための一歩として、Wanna Be MEでは皆さんと一緒に「フェミニズム」を共有して、考えていきたいなと思っています。

これからよろしくお願いします!

まあや

#金沢大学 #Wanna Be ME #フェミニズム #大学生  





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