第3回イベント終了!
こんにちは、WannaBeMEです!
先日、第3回目のオンラインイベント「フェミニズムの基礎~日本編~」を開催しました🌾
前回同様、金沢大学だけでなく他大学の様々な学部の方にご参加いただき、運営メンバー一同大変嬉しかったです。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
それでは、イベントの様子を少しだけお話ししていきます🧏🏻♀️
日本のフェミニズム
今回は、「フェミニズムの基礎~日本編~」ということで、「ヘルス&ライツ」「ムーブメント」「教育」の3つの分野に焦点を当て、日本のフェミニズムについて学びました。
各分野において、日本ではどのような取り組みがなされてきたのかを知り、
そして今現在の課題から見えてくる、今後の日本のフェミニズムの在り方に考えを巡らせました。
例えば「教育」編では、(科学・技術・工学・数学のいわゆる理系分野の総称である)STEM教育の分野に女子学生が少ないことから見えてくる問題として、「女子は理系科目に弱い」などのジェンダーステレオタイプが未だ社会に存在していることが挙げられました。このような先入観がなくなり、本当に自分が学びたいものを迷わず目指せる未来をつくりたいですね。
STEM教育と社会の関係
そして今回は、「STEM分野における男女比の偏りが社会にどのような影響を及ぼすか?」というテーマでディスカッションを行い、学生の目線から意見を出し合いました。
その一部をご紹介します👐🏻
・女性の科学者が増えれば女性視点からの研究や開発が進み、よりSTEM分野が発展すると思う。
・STEMに限らず、重要な意思決定を行う政治家など、「偉い」地位につくのは圧倒的に男性が多く、模範となる女性の政治家の前例の少なさが、その道への幅を狭めてしまう。
・少子高齢化が進む中、看護師や介護士の需要が高まるが、肉体労働も必要とされる職種であるのに養成する段階で女性の割合が高くなっているのは今後問題となり得るのでは。
・エンジニア職に女性が少ないことで、労働環境や制度に不満があった場合、それらを変えたくても声が届きにくい。
・「理系=青系」「文系=赤系」など、科目に対するイメージカラーがつき、社会におけるその科目の印象に学生が影響を受け、操られてしまう。
「ロールモデルの少なさ」や「印象操作」によって、特定の学問や職業を選択しづらくさせられている現代の日本において、フェミニズムがより広まることで、固定的な性別役割やステレオタイプが払拭され、より多くの人が自分の進みたい道で生きやすくなると考えます。
参加者の方々の柔軟な視点のおかげで様々な意見が行き交い、また新たな知識にも出会うことができ、とても楽しい時間でした✨
(女性科学者が参入するまで、鳥はオスしか鳴かないと思われていた。とは…😳)
WannaBeMEは今後も月1のペースでイベントを開催していく予定です!🌷
イベントに関する情報はSNSにてお伝えしていきますので、興味のある方はぜひフォローしてみてください。
改めまして、今回イベントに参加してくださった皆様、ありがとうございました!
次回も沢山の方と一緒に学ぶことができるのを楽しみにしています☺️