Do it yourself
いわゆる日曜大工のようなことが得意だった父の血なのか、これ自分で出来そうだなと思ったら何でも率先してやる。
過去の武勇伝。
突然ダラリと垂れ下がり壊れてしまったトイレのドアノブ。すべて分解したところ、中の部品が折れてしまっていた。同じものをネットで取り寄せて直した。
ネジが外れてバネが効かなくなった玄関ドア。
壊した本人は、「壊れたから」とだけ言い残し出勤。脚立にのぼりネジを戻して直した。
油で指は真っ黒になった。
蝶番がバキバキに割れてしまったキッチン横のクローゼットは、思い切って扉を取っ払いカーテンをつけて収納スペースにした。これはなかなか大変だった。クローゼットの扉、外してみると重いのなんの。大型ゴミの日までベランダに置いておいたんだけど、その移動だけでも骨が折れた。
9月の末に3人家族となった。
去った人の置き土産、ゴミ処分。
これがまた大量。
ゴミ袋に押し込めるものはまだいい。
使いかけのスプレー缶や泡が出てくる缶や、
ガス缶やエンジンオイルは本当に困った。
スプレーの類いは出し切らないと捨てられない。
地味に面倒くさい作業。
ガス缶とオイルは処分のやり方がわからない。
というか、怖いし危ない。
使いきれと言われても、使用期限がとうに過ぎていそうなシロモノ。
紆余曲折を経てガス缶は廃品回収業者さんに。
エンジンオイルは近所のガソリンスタンドで引き取ってもらえた。もちろんどちらも有料。
それでも本当に有り難かった。
一ヶ月たち、
ゴミはようやく落ち着いたといったところ。
昨日は表札をつけた。
その昔、元ダンナが自分でつけたものはあっという間に落下。(縁起悪っ!笑)
そのままつけ直されることなく、
表札無しなのが内心ずっと嫌だった。
なので念願の表札!ぱちぱち。
接着剤も強力なものを用意し、
説明書の通りにマスキングテープや養生テープを駆使。接着剤が安定するまで表札を支え受け止めておくものは段ボールで作った。
天気のいい日を選び、
丸一日かけて固定そして乾燥。
全て終わってから
「作業には手袋とマスク」と書かれているのに気づいたこと以外は全て順調だったぞ!笑
元ダンナ専用と化していた一階のトイレもオシャレなペーパーホルダーに交換し、予備のペーパーを載せる台も設置した。
電動ドライバーめちゃ活躍。
おそらく手ではびくともしなかったと思われる、
27年前のペーパーホルダーのネジ。
電動ドライバーまじ神。
これも、カーテンからロールスクリーンへ模様替えする時に自分で買ったもの。
あれも勢いとはいえよくやった。
脚立も自分で必要に駆られて買ったし、
よく考えるとノコギリやトンカチなどの工具もすべて私が揃えたものだ。
もともと苦じゃないというか好きなほうだし、
背も高いから困ることがない。
父から教わった細かくて些細な、
けれど確実に大事なコツのようなもの。
それらがあらゆる場面で悉く役に立つ。
いろいろ教わったから得意になったのか、
それとも
いろいろ教わっておいたのは必然だったのか。
車がなくなった車庫。
これまで車の下になって隠れていた水道の蛇口。
念の為そこに鍵をつけようと、
寸法を測ってネットで注文。
今朝は時間に少し余裕があったので、
昨日届いたそれを装着してみた。
ホースに繋ぐための部品が邪魔だったので外そうとしたら、蛇口の先の部分も一緒に取れちゃった。
ドライバーをねじ込みながら蛇口の金具救出を試みる。が、ゴムパッキンに完全に埋もれて取れない。あと一息なんだけどなぁと思い、えいや!と力を込めたら勢い余ってコンクリートの床に手の甲をぶつけて擦りむいてしまった。
うーむ、手強い。
こうなると、絶対これを克服してやろうとやる気が漲ってくる。これはとりあえず日曜の課題。
私ってほんとに
「ひとりでできるもん」な人間なんだろうなとつくづく思う。なんか、しっくりくるもの。