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縄文時代

縄文時代が好きです。
縄文に目覚めたのは、ここ2年ほど。
土偶はもともと好きでした。
土偶って可愛いですよね。理屈抜きで好きでした。
雑貨屋さんで見つけた小さな土偶は、全種類コンプリートしてあります。

通称しゃこちゃん

いつか遮光器土偶のぬいぐるみが欲しい‥。
三内丸山遺跡のお土産物コーナーに売っているとかいないとか。いつか行きたい、三内丸山遺跡。

一昨年あたりから、自分が興味を持って観る動画にかなりの確率で縄文というワードが登場するようになりました。
「え、ここでも縄文。」
「え〜また縄文!」てな具合です。
そうなると俄然、縄文のことを詳しく知りたくなります。というかもう、これはお告げやろ!と思い縄文を深掘りしました。そしてわかりました。
どうやら縄文時代、とてつもなく凄い時代だったらしいぞと。

およそ15,000年ものあいだ続いた縄文時代。
発見された人骨からは、武器で殺傷した跡がほとんど見つかっていないそうです。
個人間での諍いはあったにせよ、
権力者のような長がいて人々を束ねたり、戦争をした形跡がない時代。それが一万年以上も続いた時代。

稲作は弥生時代に渡来してきたと学校では習いましたが、実は縄文の人たちもお米を作って食べていたそうです。では、弥生時代と何が違うのか。
弥生時代では農地を広げて沢山のお米を作りましたが、縄文人たちは自分たちで食べる分しか作らなかったそうです。

なぜか。
それは、大地は神様のものだと考えていたから。
自分たちはそれをちょっとお借りして使っているので、土地を広く耕したり自分の所有地とするなど考えもしなかったそうです。まずそこに痺れました。

あとは死者との距離感。
縄文時代のお墓は集落の真ん中に作られていたそうです。死は決して忌み嫌ったり遠ざけたりするものではなく、自分たちと共にあるもの。
その感性にこれまた痺れました。

縄文式土器も色々と興味深いのです。

出産シーンが象られた土器

縄目の模様や凝った装飾にも意味が込められているそうです。母の胎内から生命が誕生する過程を模した土器や、どう見ても使い勝手が悪そうな派手な飾りを施した火焔型土器など見ていて飽きません。

見事というか、やりすぎ感!笑

アクセサリーもたくさん出土しています。
腕輪やピアスなど、装飾品には儀式的な意味合いや魔除けの役割があったようです。
翡翠に綺麗な穴を開ける技術も待ち合わせていたし、海を渡って黒曜石を取りに移動した痕跡も残っているそうです。その黒曜石を使って交易もしていたんだとか。どこまでも驚きです。

縄文人の腕をリアルに想像できます

私たちが教科書で習った、ウホウホ原始人のような縄文人のイメージって一体どこから来たんだ⁈
似ても似つかない、むしろ文明的な姿が浮かび上がってきますよね。神と自然を崇拝し、それらと共に生きていた。そんな縄文人にたまらなく惹かれます。

5分でいいから一度見に行ってみたい‥。
5分だと長いかな‥
怪しいヤツってことで捕まっちゃうかしら‥
縄文の人なら捕まえたりしないかな‥



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