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僕らのブルーハーツ
伝説のバンド、THE BLUE HEARTS。
私ごときが今さら何をという感じですが。
志磨遼平さまはこのように語ってらっしゃいます。「アホ」の使い方、さすが関西人です。
さて、私がブルーハーツに出会ったのは中学3年の時。男子からブルーハーツのカセットテープが回りだし、借りた全員がすぐにどハマりしました。
ただあの頃は何もわからないまま、
「なにこの曲?こんなん初めて聴いた!面白い!カッコいい!」という単純なものでした。
それこそ志磨さんの言う、アホの部類ですね。笑
大人になってからブルーハーツの曲を聴き返し、まったく違うものに聴こえて驚きました。
なんて優しい言葉の数々‥
胸が熱くなり思わず泣けてくるフレーズ。
お腹の底から力が漲り、思わず拳を上げたくなるメッセージ。そのどれもが愛に満ちていて、優しさが溢れている。
そんな音楽だったことに、大人になってようやく気がついたアホのわたくしでした。
でもアホなりに成長したんですね、よかった。
この国にブルーハーツがいて良かった。
同じ時代を生きれてよかった。
新しいお札はブルーハーツがよかったな。
手塚治虫先生とブルーハーツ、あと藤子不二雄先生なんてどうですか?
2012年だったかFM局のイベントに行った際、
クロマニヨンズも出演していました。
BAWDIESが聴きたくて取ったチケットでしたが、ヒロトに会えるなんて凄すぎるやないか!とそれはもうドキドキ。
結論から申しますと、
クロマニヨンズのライブを完全に甘く見ていました‥
ステージへ押し寄せる人の波、波。
いや、波というより塊というべきか。
さすがに前方は諦め後方に移動していましたが、それでも四方八方へとっ散らかる男性ファン。
いろんな方向から人が飛んできて、体当たりされたり巻き込まれそうになったり。
身の危険すら感じドッジボールのように必死に逃げまくっている、そんな私の隣に一人の女子が。
細身の彼女はキョンシーのごとく体の前で腕を組み、その腕で飛んでくる男子たちをガンガン弾き返していました。流れ弾ならぬ流れ野郎たちへの対処のしかた、勉強になりました。笑
そんなバタバタした初ヒロトでしたが、
それでも確かにそこにヒロトがいました。
生きているヒロトに会えてよかった。
家で料理をしながらブルーハーツを聴いてはいけません。全っ然、はかどらないので。
包丁とか持たないほうがいいです。
振りかざすと危ないので。