ラブレター
完全に自分のためだけに書きます。
私以外の人からすれば、どうでもいい話かもしれません。でも、どうしても書きたい。
本日、こちらへ行ってまいりました。
ファンクラブ会員でございます。
入会は四年前。
まだまだ新参者の気分が抜けない身ではありますが、実のところ高橋優さんとの出会いは2011年の春にまで遡ります。
当時わたしはplentyやGalileoGalilei、毛皮のマリーズといったバンドが好きでよく聴いていました。
その全てのバンドが、大阪城野外音楽堂で行われるFM802の音楽イベントに揃って出演することになり大喜びで友達と参加したのでした。
そしてそこに、たまたま高橋優さんも出演。
そのステージが最初の出会いです。
恥ずかしながら、優さんに関する知識は皆無に等しかった当時の私。
なんとなくこんな感じの曲を歌ってる人だよね‥と、その時友達と話したのもよく覚えています。
なので、これ以上ないくらいにフラットな状態で優さんの出番を迎えました。
「少年であれ」という曲を歌い始めた優さん。
青天の霹靂ってああいうことなんでしょうか。
いっぺんに心を鷲掴みにされました。
初めて聴く曲であんなに泣いてしまったのは、
後にも先にもあの一度だけです。
しかも「てへ、泣いちゃった」どころの騒ぎではなく号泣。
その時なにか悩んでいたわけでもなければ
落ち込んでいたわけでもありません。
いたって通常運転。
むしろ元気いっぱいだったと思うんですが。
その時はなぜこんなに自分が泣くのか、
よくわからないままでした。
今になって思うに、
ずっと誰かに言ってもらいたかった言葉だったんだと思います。
とにかく、こんな歌詞を書きこんなに力強く届ける人だったんだ‥と驚きました。
さっきまで友達と話していた、
自分が勝手に持っていた先入観はゴロォッ‼︎とひっくり返ったのでございました。
すぐにアルバムをレンタルし、何度も何度も繰り返し繰り返し聴きました。
‥それほどの衝撃を受けたなら
そこでファンクラブに入るなりすればいいものを。
そこには至らない運命の不思議。笑
それから二年後、再び優さんの歌に励まされる時がやってきます。
「同じ空の下」という楽曲です。
当時、自分にとっていろいろあった時期でした。
人生の節目だったと言って間違いありません。
この曲の歌詞にどれほど力をもらったかわかりません。
本当にずーーー‥っと聴いていました。
そのアルバムも、また何度も何度も聴きました。
苦しくなるような曲もあったけど、
でも高橋優という人への信頼がこの時に確実なものになっていたように思います。
それほどまでに助けてもらったのなら、
さぁいよいよファンクラブ入るのか!と思いきや。
‥う〜ん、入らんのか〜い!
呆れた野郎です。
そしてさらに7年の時間が流れます。いや長っ。
2020年、7月。
有名な方の訃報とまだ若い親戚の訃報が重なり、
心の安定を図るのがとても困難な時期を過ごしました。自分でも意外に思うほどの大打撃でした。
来る日も来る日も涙が出て、
何を見ても何を聞いても悲しくて。
あんなに好きな音楽も聴けなくなりました。
大袈裟でなく、本当に何も。
家にいても無音の中で過ごしました。
でも、それはそれでとても苦しかったんです。
なんとかしなくちゃいけない。
なんとかしたい。
一ヶ月以上たった頃、ふと思い出したのです。
そう、高橋優という名前を。
高橋優なら聴けるかもしれない。
そう思いました。
すっかりご無沙汰してしまっていたあいだに、
優さんが世に送り出していた音楽。
夢中で聴きました。
どんどん自分を取り戻す感覚。
満を持して11月にファンクラブ入会。
‥やっとやん、私。
長かったね。
ずいぶん回り道したね、自分。
でも、きっとこれが私のタイミングだったんでしょう。そう思います。
むしろ、よく辿り着けましたと褒めてあげたい。
「間違った電車が時には目的地へ運ぶ」
というインドの諺があります。
回り道どころか何回も乗り間違えまくったけれど、
ちゃんと優さんに辿り着けてよかった!
高橋優をよく知らないという方は、
何はなくともぜひ一度聴いてみてほしいです。
そして音源だけで知ったような気にならず、
ぜひともライブ会場に足を運んでみてください。
その歌声のパワーにきっと圧倒されるはずです。
歌が上手いとか声量があるとか、
それだけではない何かが伝わってきます。
バシバシ飛んできます。
間違いなく、
自分の全部を使って歌を届ける人です。
ファンの皆さんはきっと、
【人間、高橋優】のファンなんです。
それをライブに行くとひしひしと感じるのです。
かくいう私もその一人ですから。
あらいぐまラスカルの替え歌でこう歌いたい。
神様ありがとう ぼくに優さんをくれて〜♩
(あげてないよと言われそう)
優さんに会わせてくれて〜♩
優さんに会わせてくれて〜♩
ありがとう、ぼくの友達
優さんに会わせてく〜れぇて〜♩
頑張って書いたのに
最後にこんなの書いたらなんかショボくなるけど。
でも、そんな気持ちなんです。
神様ありがとう‼︎
ここまで読んでくれた貴方もありがとう‼︎
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