源さん、ソロになってくれてありがとう
【星野源はダンスミュージックである。】
ずっとそう思ってる。
源さんの曲は、ほぼ踊りながら聴く。
踊ってしまう。
以前、源さんが
「皆んなで手をあげるの、今日はやめませんか?」と言ったとか言わないとか。
それで少し炎上したとかしなかったとか。
もちろん「どっちでもええやん」だけど、
私はめちゃくちゃ共感した。
それが似合うミュージシャンは確かに存在するけど、源さんの音楽はちょっと違う気がする。
別に、会場がひとつになんてなってなくても全然いいと思うから。
それぞれ自分なりの楽しみ方があって、
ノリ方がある。周りに迷惑さえかけなけりゃ好きなように身体を動かしていればよい。
例えそれが変な動きでも。
そういう自由度が、源さんの曲にはある。
どこかしら動いちゃう。
そんなリズムとメロディーに乗せられた歌詞が、これまた凄いときてる。
泣かせる言葉、優しい言葉、
慰め、癒し、時には中指を。
そうかと思えば、
命とはなんぞやみたいな話をしていたり。
【生命体】歌詞を追いながら聴くと「ワオ!」となります。
歌詞といえば、ドラえもんの主題歌を書くとなって真正面から【ドラえもん】って曲にしてしまうあたり「星野源すごい」と言わざるを得ません。
♩ドドドドドドドド、ドッドラえもん♩
なんて思いつく?いや、思いついてもやるか?笑
「敢えてドラえもんは意識せずに、自分の曲として書きました」ってなるのが一般的だと思うよね。
が、内容もちゃんとドラえもんだから驚く。
往年の主題歌のメロディーまで盛り込んじゃって、この人どんだけ?と思った。
スーパーマリオのために書いた「創造」も面白い!
ゲーム内に出てくる馴染みのあの音を紛れ込ませてたり、歌詞もやはりマリオのゲームを連想させる言葉が巧みに使われてる。
あと「配られた花 手札を握り」という歌詞。
花札の会社からスタートしたニンテンドーに対する、なんて粋な計らい!
舌を巻くとはこのこと。
そしてそして、私が一番好きな曲。
ひと耳惚れでした。明るいサウンドに、どこか悲しげな言葉も並んでいる不思議。
悲しいけど悲しいだけじゃない。
明るいけど、光に隠れた闇がきちんとある。
そういうの好きかも。
後日、何かのインタビューでマイケルジャクソンに向けて書いたのだと知りました。
確かに。Hey,Jって歌ってるもんね。
源さん、ソロには向いてないよと人に言われたことがあったそう。つくづく周りの意見なんて聞くもんじゃないね。笑
ソロになってくれて本当にありがとうだもの。
以前Netflixの番組でオードリーの若林さんと対談されていた源さん。
ますます源さんのことが好きになった。
大通りを歩いてこなかった人間が本音を語り合うような、そんな番組。
もう一回観ようかな。
こんだけ語っておきながら、
実はライブには参加したことありません。笑
絶対行ってみたいんだけど。
そろそろ重い腰をあげようか。
てか、チケット取れるのかな‥。