ぶんぶんぶん

今日、仕事終わりに自転車を走らせていたら
目の前に蜂が現れた。
というより、
ぶーんと飛んでいた蜂の前にいきなり私が現れた、という方がきっと正しい。
ふんわり飛んでいた蜂を自転車に乗った私がかっさらう格好となり、結果ズボンの上に蜂がとまったまま自転車は走り続けることに。

さすがに「おっと〜‥！」とは思ったものの、
騒ぎ立てるのが得策でないことくらいはわかる。
蜂にしたってアクシデント。
いったん停車し様子を見守るものの飛ぶ気配なし。
静かに漕いでればそのうち飛んでいくかしらと思い、そのまま走り続けることに。

が、ズボンの上を移動しながら蜂はいっこうに飛んでいかない。笑
数十秒が経ったころ、ズボンから斜めがけバッグの紐へと移動する蜂。
そのまま背中に回られたら把握しきれないので、
そっとバッグの紐を揺らしてみた。

次に確認した時、蜂の姿はなくなっていた。
後ろに回したバッグを前に引き寄せてみたけど、
どこにもいない。
ようやくホッとした。

いや〜、
こんなに蜂と共に過ごしたの初めて。
蜂の中でもおとなしい子だったのかもな。
自転車漕ぐために足は動いてたのに何もしてこなかった。しかも黒いズボンだったのに。
もそもそ移動する姿も可愛く感じられた。
アシナガバチは温和だって聞いたことあったけど、本当にその通りなのかもな。

家に巣作りされるのはやっぱりご遠慮願いたいけれど、こうして通りすがりの出会いならば出来るだけ温かく見守りたいなぁと思った今日の出来事。

自転車って虫との遭遇率が高め。
小さい虫が目に入ったり、
リップ塗った唇で生捕りにしてしまったり。
「ここ狙って飛んでおいで！」
と言われても難しいだろうに。
「なぜピンポイントでここに飛んで来るのさ‥泣」
となる。

あと余談だけど、

♩ぶんぶんぶん　蜂が飛ぶ　
お花のまわりにお池が咲いたよ♩

‥あっ！ちゃうわwww

ってなったこと、ありません？