お葬式をやる理由
おはようございます、わんこふです🐾
昨日はおばあちゃんの通夜があり、今日はお葬式・告別式があります。
そこで今日はわんこふが思うお葬式をやる理由を書いていきます。
心の安定のため
悲しいことがあった時、落ち込むことがあった時に暇な状態であることは良くないことです。なぜなら暇だとネガティブな思考になっていくからです。
お葬式というイベントを入れることによって、親戚や縁の深い人への連絡、葬儀社の決定、葬式の日程などの段取り決めなどで忙しくなります。
このようにあえて忙しい状態にすることで心の安定を保てるんだと思います。
交流のため
トヨタ自動車をモデルにした「トヨトミの野望」という本があるんですが、話の中で武田という男が出てきます。武田は1995年に28年ぶりに豊田家以外で代表取締役社長に就任した奥野氏をモデルにしています。
そして、この武田が得意としていたのが葬式での人脈構築です。
ディーラーの経営者や社員、その家族らの訃報が入ると、武田はどんなに忙しかろうが、遠かろうが、必ず葬儀に出ました。丁寧に弔いの言葉を述べ、今後の相談に乗ることさえあったそうです。
武田は言います。
「葬式の時間は会社のデスクに座っているよりずっと有意義。いろんな人間と知り合いになれるし、わざわざ来てくれた、ということで親しく会話もできる。葬式に勝る人脈構築の場はない」
武田の言うように、葬式にはいろんな人間がきます。故人の家族、親戚、友人、会社の関係者などなど。
普段は仕事などで忙しくて一堂に会する機会は多くありませんが、葬式ならばみんな集まります。ここで様々な交流が生まれるのです。
死を感じるため
現代社会では普段の生活の中で死に触れる機会がほとんどありません。
例えば死体の冷たさに(物理的に)触れる機会なんて、本当に親しい人が亡くなった時くらいでしょう。
エンジェルメイクをしていない部分を直視して、冷たくなった身体に触れてこそ死の実感が深まります。
死を身近に感じて、有限の人生を意識するからこそ、今を精一杯生きようと思えるのです。
これからお葬式・告別式に行ってきます。
ではまた明日🐾
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