@ニュース解説 YouTube、収益化プログラム参加の敷居下げ 他3本
わんこふが注目の最新ニュースをピックアップ&解説します。今日は以下の4本です。
【1】YouTube、クリエイターの収益化プログラム参加の敷居下げ
<<解説>>
YouTubeで収益化するためには登録者が1000人以上、総再生時間が4000時間以上という基準があったが、それが緩和される模様。具体的には、登録者数が500人以上、総再生時間が3000時間以上となり、まずはアメリカやイギリスなどから適用される。
YouTubeは世界中に普及し、良くも悪くも安定してきているため、新しい投稿者の流入が増えないor減り始めているのだろう。収益化できるかどうかは、動画投稿のモチベーションに大きく関わってくるため、その敷居を下げることは動画クリエイターの裾野を広げる上で効いてくると思われる。
【2】大手損保、意に沿わぬ転勤見直し 家庭の事情配慮、旧来から脱却
<<解説>>
まぁほとんどの人は会社の都合で転勤族をやったり、単身赴任で働くのは嫌だよね。少子化の煽りで売り手市場になり、さらに転職も一般的になってきているので、本人の都合を無視した転勤を命じるような会社は存続できないだろう。これも雇用の流動化によるメリットの一つで、転勤する人が少なくなれば、地方での新たな雇用が生まれるという効果もあると思う。
【3】陸自射撃場発砲事件 逮捕の候補生 連射ではなく1発ずつ4発発射
<<解説>>
実弾射撃訓練中に、自衛官候補生(自候生)が教官を殺害した事件。自候生の訓練については漫画「ライジングサン」で詳しく描かれているが、3ヶ月という短期間、かつ閉鎖的な環境で自衛官になるための訓練を行うため、教官の指導は厳しいものになる。そんな中で実弾射撃訓練は、自候生と教官の力関係が逆転する稀有な機会となるため、そのタイミングを狙い犯行に及んだと見られる。今後は防弾チョッキの着用が義務付けられたり、将来的にはVision Proなどを使ったAR射撃訓練になるのではないだろうか。
【4】Twitter、DMで仕様変更 相互フォロー以外へのDM送信は「Blueユーザーのみ」に
<<解説>>
Twitterで相互フォローしていない相手にDMを送るためには、有料サービス「Twitter Blue」への加入を必須条件とするようだ。イーロン・マスクはかねてよりボットやスパムメッセージの多さを気にしていたので、相互フォロー以外のDM制限を決行したのだろう。これによりTwitterの収益は改善するだろうし、AIボットが無力化されブランドイメージも上がるので一石二鳥な取り組みだと思う。ユーザーとしてもスパムメッセージが減ってありがたい。
Facebookだと実名というのが信頼性を担保していたが、ツイッターでは有料サブスク(Twitter Blue)に認証されるかどうか信頼性の基準になっていて非常に面白い。また、Twitter Blueへの加入者が減れば、広告への依存度も減るという効果もある。ちなみにTwitter Blueに加入する際はアプリからだと1380円だが、Webからだと980円になるというのは覚えておいて損はない。