小中学生の教科書は電子化するべき
上の記事は小学校で使われる教科書でQRコードが増えたという内容なのですが、QRコードを増やすよりも教科書の電子化をすぐに進めるべきではないでしょうか。
今回のQRコードの導入はアニメーションや動画などのデジタル教材の活用を狙ったものだと思いますが、それならば電子書籍の方が相性がいいはずです。なぜなら、電子書籍であればQRコードを読み込むという一手間を省略でき、例えば電子書籍内のリンクをタップするだけでOKです。あるいは動画を教科書内に埋め込んでもいいでしょう。また、全ての教科書をタブレット一枚に収める事ができれば荷物の量は格段に少なくなります。それだけでなく、教科書の印刷代も削減でき、誤植があった時にはすぐに修正版を配信できます。
そもそも現場の先生がやるべき仕事は生徒の質問に対応したり、グループワークの指導をする事だと思っていて、授業を教えることやテストの作成・採点はやるべき事の範囲を超えていると思います。毎年同じ授業を繰り返すのはどう考えても合理的じゃないし、どの学校でも教えるべき事は変わらないんだから、毎年選抜された先生が授業動画を作成して配信すればいいんです。各教科ごとに5人くらい先生を選抜すれば、1人くらいは相性の良い先生がいるでしょう。テストだって専門の機関が作成して、デジタルテストとして配信すれば現場の先生がテスト作成・採点する手間が省けます。予備校などではずっと前から導入されている事です。
そして動画学習やデジタルテストと相性がいいのは間違いなく電子書籍だと思います。また国の「GIGAスクール構想」で21年度末までに、全国の小中学生にデジタル端末をほぼ配り終えているので、誰でも電子書籍を使える環境は整っています。繰り返しになりますが、今やるべき事は教科書内のQRコードを増やすことではなく、電子書籍化を進める事だと思います。
@わんこふの日記
昨日は「ポリスミュージアム」と「アドミュージアム」に行きました。「ポリスミュージアム」は警察組織の歴史や凶悪事件の展示があり、あさま山荘事件で実際に弾丸が撃ち込まれた盾やロシアのスパイが使っていた暗号解読用の乱数表、違法薬物などがあって面白かったです。あとHondaの白バイに乗る事もできます。赤バイは乗れませんでしたが😅
電通本社ビルの隣にある「アドミュージアム」は言わば広告の博物館です。江戸時代の呉服屋三越の広告から杉浦非水や片岡敏郎といった有名グラフィックデザイナー・コピーライターの作品、戦時中のカボチャの栽培を奨励する広告、ウォークマンのさるのCM、カップヌードルのマンモスのCM、ピッカピカの1年生CMなどなど歴史を追いながら、様々な企業の広告が展示されています。アドミュージアムは電通の第4代代表取締役の吉田秀雄という人物が作った公益財団によって運営されており、電通が関わった広告が多く展示されているようです。江戸時代は歌舞伎が流行っていたそうですが、歌舞伎の中で商品の宣伝が行われていたというのは初耳でしたね。
ポリスミュージアムもアドミュージアムも無料で入れるので興味があればぜひ。ただし、アドミュージアムは要予約です。
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