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梅毒感染者が急増している理由

@わんこふのニュース分析

最近は "梅毒の感染者が急増している" というニュースをよく見ると思います。梅毒は梅毒トレポネーマという細菌による性感染症であり、主に性行為によって感染します。

梅毒の感染状況について調べてみたら、東京都の情報が分かりやすかったので、今日はそれを引用しながら梅毒について考えていきます。

まずは男女の年齢別感染状況ですが、男性が20代から50代まで幅広い年代で感染者が増加しているのに比べて、女性では20代で急激に感染者が増えています。

次に推定感染経路ですが、男性では3割弱が同性間の性的接触となっています。男性の同性間接触の場合、傷つきやすい肛門や直腸を使っていたり、コンドームなしで行われることも多いため、性感染症になる可能性は高いのでしょう。女性では同性間による感染はほとんどなく、約9割が異性間による性交渉になっています。

以上の情報から、梅毒が急増しているのは「20代女性の個人売春の増加」が原因ではないかと私は思います。ここで言う個人売春とはお店などの第三者を介さずに直接男性とやり取りして性交渉を行うような売春のことです。

まともな性風俗店であれば、(お店の信用に関わるので)スタッフに定期的な性感染症検査を義務付けていると思いますが、個人売春だと症状がない限りわざわざ性感染症の検査はしないことが多いので、梅毒感染者も増加しやすいのです。

個人売春が増加した背景には「多くの20代女性にとって個人売春が経済的合理性のある手段になった」ことと「マッチング手段の充実」があると思います。

2020年から流行したコロナウイルスによって飲食店をはじめとするサービス業や観光業は大きな打撃を受けました。そして物価や電気代が上がっても、賃金はなかなか上がりません。そんな中で若い女性が手っ取り早く稼げる個人売春をしてもおかしくないでしょう。また、以前は結婚というのも経済的安定を得る一つの手段だったかもしれませんが、晩婚化や男女間の賃金格差の減少により、20代の女性が結婚ではなく個人売春の方に流れているのかもしれません。

そして、SNSやマッチングアプリの普及も個人売春を助長しているのは間違いないでしょう。paddyやSugarDaddyなどのサービスに登録すれば、大した労力をかけずともパパ活をすることができてしまいます。性風俗店で働くのも個人売春をするのも本質的には変わりませんが、今の時代だと個人売春の方が心理的ハードルが低いのだと思います。

梅毒を治療をしないまま放置していると、数年から数十年の間に心臓や血管、脳などの複数の臓器に病変が生じ、時には死にいたることもあります。そして、妊娠している人が梅毒に感染すると、母親だけでなく胎盤を通じて胎児にも感染し、死産や早産になったり、生まれてくるこどもの神経や骨などに異常をきたすことがあります。コンドームを使うことと、異常があったらすぐに医療機関や保健所で検査をすることが大切です。

@わんこふの日記

吉野家で「牛すき鍋膳」というのを季節限定でやっているのですが、甘みと醤油のコクが絶妙なすき焼きのタレとお肉が絡んで最高です。ネギや白菜などの野菜や豆腐も盛りだくさんで、これをお肉の間に食べるのがたまりません。
さらに牛すき鍋膳にはお肉二倍というオプションがあるのですが、これを頼むとお肉がこれでもか!というくらい乗ってきて幸せな気持ちになれます。

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