映画「ミッドナイト　イン　パリ」

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主人公が深夜のパリで不思議な体験をしました。それは主人公の人生をも左右する出来事になるのです。
それだけ聞けば単なるファンタジーなんですが、不思議な体験というのがこれまた深いんですね。
不思議な体験の舞台も現実の舞台もパリ。
パリに何の思い入れも持たない婚約者とその両親との旅行でま始まります。
この時点で、主人公が見る目ないんですね…。
いや、婚約者一家がダメかというと違って、合わなかったんです！
合わない相手ならそうなるよねっていう。
婚約者のママは新郎である主人公を嫌いながらも、結婚に喜ぶ娘、ヒロインに寄り添います。
こいつがまたガタイも良くて少し不美人で口の減らない嫌な感じ（笑）

こんな風に結婚したカップル、いっぱい居るんだろうな〜とも思うんです。

この映画、気に食わない婚約者のママやパパを黙らせた！という話は無いんです。　

パリの神が降らせた雨のように不思議な世界へと主人公は誘われます。主人公は戸惑いながらも受け入れ、誠実だから婚約者に話します。
もちろん婚約者は信じません。
本当に理解しあい、愛し合っていたらこの辺が少し違うよね〜と、当事者以外誰しも思う事。
ここで運命が違うのが明確ですよね！

愛する婚約者に見せてあげられない世界で、主人公は自分がどうしかたったかを知ります。
現実に戻り、どれだけ自分が素晴らしいものを見て今は何をしたいか、婚約者に話してもイマイチ。
そうこうしているうちに、主人公は自分で見つけた幸せを掴むために、自分が見たかった時代を生きた１人のた女性の心に残り続けます(T ^ T)
それはそれは、偉大な女性の心の中に主人公は居たという証を残していました。