映画「カリートの道」
この映画、大好きです!
もう、ストーカー扱いされるのではないかってくらい何度も見ています(o^^o)
語り尽くせないストーリー展開と主人公の葛藤、そして周りの人の思惑や変化が見て取れる面白〜い映画です。
主人公カリートはバリバリのワル。
ワルと言っても裁判で無罪になり、これからは堅気になる!と喜ぶ冒頭のシーンからだいぶオッサンです。
そのくらい歳いって自由とは、真面に生きてきた人間ではないことが分かります。
そんな男、カリート・ブリガンテのこれから人生の舵取りとその苦難を描いています(o^^o)
いやいや〜、ニューヨークのスラム街育ちがどんなものかはわかりませんがカリート、ムショを出て地元に戻る時点で間違いなのです。
わらわらと入所前からの友達?が寄ってきます。
それで昔貸しを作った知り合いの店、クラブの経営に就きます。
クラブですから、カリートには色んなトラブルの種が近付きやすいんです。カリートはバカではなさそうですが、悪しき習慣が抜けないのでしょう。
まあ、致し方あるまい。
その悪しき習慣というのが、仲間にべったり、いちいち突っ張る、仁義を通そうとする。
どれも良いかもしれませんが、堅気になり再起をかけたのですから今迄と違う立ち振る舞いをしなくてはなりません。
いや、そもそも地元を捨てなければならなかったのに。
服役中に極中の友達のひとりから他の地で再起を果たしているとの知らせが届き、自分も!と夢見ていたのですから、とりあえず少しお金を稼ごうと思い、慣れ親しんだ場所に帰って来たんでしょうね(T ^ T)
ほらね、やっぱり。なんて言う間もなく、あっさりまだ若いいとこが売人になっています。
カリートの側にいられてウッキウキ♪「これから売人の所に行く。カリートを連れて行ったらみんなビビるだろうなぁ⭐︎」と。
マヌケそうな子。トラブルでもあったんでしょう。こんな下っ端、ゴミのように殺されてしまいます。
カリートもそれを見て「悪の世界では誰も仲間ではない」と言っています。
しかしカリートには古い友人で弁護士のデイブがいます。一見ナヨナヨしてそうな弁護士デイブはマフィア専門。カリートを無罪にもしました。
クラブ経営も彼が絡んでいて、主人公とは親しいのが見て取れます。
きっと主人公も変わらない彼を大切に思っているのでしょう。
続きます(o^^o)