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CRL2021.5 メタゲーム

先月のまとめ

 先月突如として現れ、多くの猛者たちを倒し、日本人初の公式世界大会優勝を飾った、たぁ選手。彼は世界中のルーキーたちに勇気を与え、たくさんの称賛を受けた。また、海外のコメントの一部に「taa actually made quite a number of mistakes, but his deck choices were s-tier.」。日本語訳を簡単にすると「たぁはかなり多くのミスをしたが、彼のデッキ選択はStierだ。」という声もあった。また、試合後のSandbox選手とたぁ選手のTwitterでのやり取りではSandbox選手の人の好さがうかがえた。

(上記のコメントがあった動画⇓)

(twitterでのやり取り⇓)


今月のFinal進出者

 今月のFinal進出者は以下の8名です。
・Mohamed Light選手 ・Samuel Bassotto選手 ・TRB Sandbox選手 
・Viiper選手 ・TQ Ruben選手 ・Higher選手 ・ぐりこ選手 ・Yunus選手

 Yunus選手以外の選手はどこかで見たことがあるような有名選手ばかりであり、Samuel選手は3か月連続、Sandbox選手は2か月連続、Light選手、Ruben選手は2回目の出場となった。日本からは8000最強決定戦優勝者のぐりこ選手が出場となり、だれが優勝するか予想がつかないメンバーが募った。

今月のメタゲーム

 今月も先月と全く同じ環境であり、エレジャイエリババなどのデッキが萬栄している。デュエルモードでは、エリババを使ったデッキ以外でどのように1勝をとるかがカギとなっている。また、エリババを何game目に出すかもかなり重要な駆け引きとなっており、デッキの出し方が前環境よりも難しくなっている。デッキの相性差が露骨に現れるgameも多く、何よりも準備が大事な環境でもある。

デュエルでのデッキ

 今月は前シーズンよりも環境が固まり、エリババ以外のデッキも開拓も進みました。また、前シーズン強かった高回転系のデッキがほぼいなくなったこともあり、重量級デッキが多くみられるようになった。いくつか、重量級デッキを紹介したいと思う。

遅延エレジャイ

スクリーンショット (140)

 守りが固く、建物がないデッキ全般に対してはかなり有利に戦える。相性のみで勝てるデッキもあり、小物系にもかなり強い。樽ババ→ボンバーのかたちもあり、デュエルにもってこいのデッキでもある。ただし、見習い親衛隊デッキにはめっぽう弱い。


ゴレクロ

スクリーンショット (144)

 ファイボ環境なこともあり、デュエル的には追い風。そもそもデュエル適正が高いため、十分に使われる可能性がある。しかし、よく選出していると容易にメタられるため、程よい頻度で出したい。


ラバクロ

スクリーンショット (142)

 このデッキもファイボ環境が故に使われる可能性があるデッキ。ただし、ポイズンに対しての耐性がゴレクロよりも低いため、こちらよりはゴレクロのほうが使われそう。

ゴブジャイスパーキー

スクリーンショット (141)

 約2年前からほぼかたちを変えずに一定数環境に居続けているイメージがある。環境的にはエレジャイに対して有利が取れており、エリババに対してもある有利が取れている。割と立ち位置がいいデッキ。個人的にはかなり注目しているデッキ。

以上のデッキがFinalで使われそうな重量級デッキである。

まとめ

 top32に進出しているメンバーを見てみると、ほとんど見たこと聞いたことがある選手が多く、その多くが元プロ選手である。今月は今年4回目のCRLであり、選手たちも徐々に新しいCRLに対応でき始めている。
 今月のCRLは先月にもまして熱い試合が多いと予想される。ぜひ、多くの人に見てもらいたい。では、よきアリーナライフを!!


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