「いまさらキスシーン」 終演💋
2/13(日)
走り抜けたとも言えるし
何度も立ち止まりながら走り続けたとも言える
そんな私の「いまさらキスシーン」が終わりました。
稽古期間は、2ヶ月だけど
私の3年間の集大成でした。
稽古自体は、10回もなかった。
でも、口さえ動かせれる時はずっと台詞を呟いた。
最初は、本読みで最初から最後までただ読むだけで喉が痛くなった。1ヶ月後には、そんなことで悩んでたことも忘れて大声で走り回っていた！
この3年間の間、次の公演が終わったら辞めようって本気で決めていた時もありました。
どれだけ良かったと言っていただけても、自分自身ではそう思えなくてしんどくて。今、思うとゴールなんて元々ないのにゴールできなかった自分はダメだと言ってるようなもんでした。
そのことに気づいてはいなかったのですが、今回は最初から『のびのび、楽しく』をゴールに設定していました。
それについては、このnoteに何度も書きました。今まで通り『とにかく頑張る』方が楽じゃないかと思う時もあったけど、それじゃもう私には先がないと思った。
このnoteで皆さんと共有しながら、その時々感じたどんな気持ちとも向き合って『のびのび、楽しく』するにはどうしたらいいかって考え続けました。
おかげで、本番の朝、不安はなかった！
前日に不安な気持ちになっても、それの乗り越え方は全部過去の自分が書いていました。(緊張はしてた💨💨)
何より書いていて良かったのは、応援してくれている方々がnoteを読んで私のゴールが「のびのび、楽しく」と知ってくれていたことです。
本番が近づくほど、無意識に上手くやろう成功させようって思ってしまうときもTwitterで「楽しんでください」とずっと言い続けてくれた方、「楽しんだモン勝ち」と応援メッセージ入り団扇を作ってくれた方がいました。noteを読んで観に行きたいと思ってくれた方々もいました。
その方々のおかげで、ゴールを見失わなかった！
ずっと応援してくれている株主様もたくさん来てくれました。こんな時期なので、たくさんといっても感染対策のため座席自体も少ないですし、来たくても来れない方々がたくさんいらっしゃいました。
そんな方々の応援の気持ちもいただきながら
約40分の一度限りのステージを全力で楽しみました。
終わった瞬間、やりきったって思えた。
終わった。
最後まで走り抜けた。
観に来てくださった皆様に
感謝がぶわあって溢れたのがわかった。
最初から最後までずっと温かかった。
私が背中を向けて話しているときでも観客の皆さんの反応が伝わってきました。
自惚れかもしれないけど、みんなが私演じる『三御堂島ひより』に全神経を集中してくれているような、今この瞬間はここが全て、って感じの時間だったような気がします。
私がそうだったから、そう感じただけかもだけど。
終演後、拍手を染み込ませるように味わいながら、終わったときに感じたいと願い続けていた感情を今味わってるなぁって思いました。
胸を張って観客の皆さんの顔を見れること、礼ができること、本当に嬉しかった。幸せでした。
呼吸も落ち着かないまま、楽屋まで戻ると観劇してくれていたトリプルキャストのかえでさん(岩瀬かえで)が泣きながら走ってきた。あの時の私達に言葉はいらなかった（笑）私がトリプルキャストの最後だったので、あの瞬間、かえでさん、かわちちゃん(かわちまり)、私の「いまさらキスシーン」が本当に終わったんだと思う。
3人それぞれに最高な演出をつけてくれた社長(林優)に心から感謝です！！やっぱり、社長はすごい。
今回で「いまさらキスシーン」稽古日誌も終了です。
note、書いてきて良かったなぁ。自分と向き合うことで、ひよりちゃんと向き合った濃厚な2ヶ月でした。
本番の記録映像を見たら、思ってたより上手くはなかった（笑）でも、あの場でできる最善を尽くしたからかな。全然、後悔はない。次もっともっと凄くなってやる！って気持ちに燃えています。
こう思えることが一番の成長。
次回の浅井千寿代にも期待していてください⭐
noteは、不定期更新になりますが続けていこうと思います。
そして、演劇も続けていきます！！！
「いまさらキスシーン」の脚本家、中屋敷法仁さんのお言葉をお借りするならば今の私は…
「演劇LOVE！！！」🥰🥰
ちょっと充電したら、背筋をピンと伸ばしてまた次に向かって走ります！！
これからも「のびのび、楽しく」修業は続く（笑）
浅井の「いまさらキスシーン」を応援してくれた皆さま✨本当にありがとうございました！！！！
また、どこかで💋
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