水墨画memo 1
華南→自然ありのままに描く 自由な風景がの書き方
(南嶺山脈の南・嶺南地方)
華北→自然な情景ほとんど登場しない より抽象的
(淮河以北)
■中国伝統的自然感
山→神聖・宇宙の力 そのエネルギー・調和・天地の再生
有名な山→華山・蛾眉山
○生命の本質 山は宇宙なるものの肉体 岩は骨
水は動脈を勢いよく流れる血液 草木はその髪
雲霧はその吐く息=宇宙の息(気) 雲気=運気?
▲山の陰陽 夜明けとともに太陽の初めの光芒が東方に高くそびえる裸の山渓を射る時 雲に満ちた洞窟はいまだ暗く、人の目には定かには見えないそこに 陰陽 という宇宙の二極的をみる 二元論
●インド
旱魃と雨期→死と再生 両極端
現実の世界の厳しさからの解放を 哲学的な抽象性に求め
生きる苦しみから逃れることのできない場合は肉体的な行為に
哲学的な意味を持たせる傾向がある 肉体的行為=ヨガ?
インドの思想=観念的な色彩
●中国
より温和な環境に恵まれている為しんじつを哲学的に思索するのではなく自然界に求める傾向強い
自然より知るためには自然に存在する真実をよりよく理解しなければならなかった
■道 tao
自然を単に自分の思考と感情が投影されたものとしてでなく、さらに大きく拡大されたものと見る
道tao =水に似ている 水は命の源
道 低いところ 谷へ向かう
儒教では低い土地を 天下の不純なものが集まる場所
谷=女性 山=男性
陰=山の日陰側 低地 陽=山の日なた 高さ
存在しないもの⇔するもの
自然の風景は本質的に性的 険しい峰 豊満で曲線的な官能性 対比
善⇔悪のように対立関係ではなく 完全的な均衡をたもちつつ作用し合い
宇宙の息である気から共に発生し混沌とした全体を表わす現象
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