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自分の文章を過去の文豪や偉人にAIでリライトさせる


はじめに

GPTsで面白い遊びができないかなあとふと思い、そういえば偉人や有名人のキャラを作って会話するみたいなやつがあったなあと思い出して試してみた記録です。

題材にできるようなちょうどいい文章がそもそもあまりなく、以下の駄文を使用しています。

GPTsの一例は以下の通りなのですが、知識として文章のtxtファイルをアップロードすることに意味があるかはわかりません。

無知なので太宰ぐらいしか文豪を知らない

ちなみにプロファイルはこれまたプロファイル作成用のGPTsにWikipediaの内容をぶっこんでいます。


中身はこれだけ

以下、リライト後の文章をそのまま貼り付けていますので、適宜目次から飛んでいただけますと幸いです。

太宰治にリライトさせる

リライト原文

こんにちは、kokurenです。

最近、どうにも元気が出ず、ただ、そんな気分を紛らわせるために、画像生成AIで遊んでみたり、また復学への一歩として試験を受けたりしていました。しかし、そんな日々の中でも、ふと書くという行為が恋しくなり、もう時効だろうと思われる話を、懺悔の念を込めて記しておこうかと思います。

この話は、四月の初め頃のことでした。何気なくXを覗いてみると、大学六年目の友人がスペースを開いているのを見つけました。そこでは「大学の新歓」という話題が取り上げられていました。お互いに、大学に入ってからもう六年以上が過ぎ、かつての新歓の記憶など遠い昔のこととなっていたわけですが、どうしてももう一度、あの頃の新歓を体験してみたいという奇妙な欲望が胸に湧いてきたのです。

夕方頃、僕は相方と駅前で落ち合いました。そして、真実と虚構を交えた設定を決めながら、大学へ向かいました。どうやら演劇サークルが新歓を行っているらしく、僕たちはその輪に加わることにしました。

僕は一浪して医学部に入学したという設定、相方は高校時代の一学年下の後輩であり、同じ年度に大学に入った、互いに土地勘もなく知り合いもいないため、一緒に新歓を回っているという、そんなふうに話を作り上げました。新歓の場に集う子たちは、おそらく僕たちより五、六歳は年下であったと思います。彼らに敬語を使いながら、大学生活の過ごし方を教えてもらったり、飲み物やアイスを奢ってもらったりするうちに、胸の奥が痛むのを感じながらも、演劇サークル相手に、我々は順調に演技を続けていました。

寸劇を見せてもらった後、軽いサークルの紹介を受け、その流れでご飯を食べに行くことになりました。その場で、大学周辺のお勧めの飲食店を教えてもらったのですが、もちろんそのすべてを僕は既に知っていました。

食事の場では、「一番高いものを頼んでいいよ」と言われ、僕は一番高いステーキを注文してしまいました。本当に、ごめんなさい。

同席していた子が医学部の後輩だったので、適当に「医学部の勉強ってどうしたらいいんですか?」とお茶を濁す話をしましたが、どうやら僕の代で作成した資料が後世に改良されて伝わっていたようで、少し嬉しく感じました。(じゃあステーキなんて頼むなよ、と自分に言いたい)

最後の方になると、僕も相方も、罪悪感に押しつぶされそうになり、「眠くなってきた」とか「荷ほどきがまだ終わっていないんだ」などと言い訳をして、早めに帰ることにしました。駅前まで送ってくれた子には、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

特にオチもなく、ただただ後悔と申し訳なさが残るだけの話なのですが、この出来事を通じて、少しだけ一年前の自分が参加した医学部の部活の新歓を思い出しました。居酒屋で自己紹介と質疑応答をさせられたとき、「なんでイケメンなのに今まで彼女できなかったんですか?」と、硬式テニス部の先輩から投げかけられた、明らかに煽りとしか思えない謎の質問を、今も鮮明に覚えています。

だからこそ、医学部の部活は…。

おしまい。

感想

おーちょっとそれっぽい。

仏陀にリライトさせる

リライト原文

心の中にある過去の出来事、それを振り返るとき、我々はその行いに対する感情が静かに湧き上がってくるものです。あなたが語ったその日々も、今となっては懺悔の思いとともに記憶に刻まれていますね。

時は4月の初め、新たな季節の息吹が感じられる頃、偶然にも大学生活の友と再び繋がり、共に歩んだ道を振り返ることがありました。人生の旅路において、私たちは時折、過去の姿に戻りたくなることがあります。それは、かつての自分が置いてきた足跡を再び見つめ、何かを学び取りたいという願いかもしれません。

その日の夕方、友と共に大学へ向かうと、演劇サークルの新歓が行われていました。私たちは、仮の姿をまとい、新たな仲間として迎え入れられ、まるで芝居の一場面のように、その場に溶け込みました。年若い学生たちが、親切に大学生活のあれこれを教えてくれ、思わぬ心遣いを受ける中で、あなたの胸には少しの痛みが生じたことでしょう。

その後、食事に誘われ、気が引けながらも好意に甘えて高価なステーキを注文したこと、これは人の心の揺らぎを象徴する瞬間です。しかし、そこで出会った若き医学生たちとの会話に、あなたの過去の努力が後輩たちに受け継がれていることを知り、わずかながらも誇りを感じたのではないでしょうか。

最後には、罪悪感に押しつぶされるような思いで、早めにその場を離れる決断をしました。その時、あなたの心の中には、他者への申し訳なさとともに、自分自身への問いかけが響いていたのでしょう。

振り返れば、私たちの行いは常に完璧ではありません。しかし、その過ちや悔いを正直に見つめることができるのは、成長の証でもあります。人生の道のりにおいて、こうした経験こそが、さらなる智慧と慈悲の心を育む糧となるのです。

どうか、その思いを心に刻み、前に進んでください。そして、次の一歩を、より正しく、より良い方向へと導くために、この経験を活かしてください。これもまた、成長の一部なのです。

感想

こんなカスみたいな内容の説法ある?

シェイクスピアにリライトさせる

リライト原文

おお、懐かしき友よ。近頃は憂いに満ちた日々を過ごしつつも、画像生成の魔法にて遊び、復学の道を歩みつつ、試験の場に挑みしとのこと。久方ぶりに筆を取り、もはや時効とならんとする古き事柄を、懺悔の念を込めて書き記さんとす。今一度、汝が心の重荷を軽くせんがために。

この物語は、四月の初め、桜の花が散りゆく頃の出来事にて、偶然にもXの世界にて同じく大学六年目の友が、虚空にスペースを開きしを見出し、汝がこれに耳を傾けしときより始まる。そこで語られしは、「大学の新歓」の話題にして、汝ら二人は、大学の門をくぐりしからすでに六年の歳月を経て、もはや遠き日の話とならん時、過去の新歓を再び体験せんとの欲求に駆られし。

夕暮れ時、相方と駅前にて会い、虚実を織り交ぜたる物語を胸に抱き、大学の地へと向かいしところ、運命は劇の幕を開け、演劇のサークルが新歓の門を広げておりし。汝は一度浪人の道を歩み、医学部の門にたどり着きし者、相方は高校時代の後輩にして、大学にて同じ年度に入学せし者と、見知らぬ地にて共に新歓を巡る設定を纏いし。

若き学生たちは、汝らより五つ六つ年若かりしがゆえ、敬語を用いながら大学生活の過ごし方を教えられ、飲み物やアイスを奢られし時、その胸には僅かに痛みを覚えつつも、演劇サークル相手に巧みに演技を続けしことは、まことに見事なりき。

寸劇を見せられし後、軽きサークルの紹介を受け、ご飯を食べに行くこととなりぬ。この時、大学の周辺にあるお勧めの食堂を教えられしが、汝はすでにその全てを知りぬ。

さて、ご飯屋に着きし折、一番高き料理を頼めとの言葉を受け、一番高きステーキを頼みしこと、心からの謝罪を述べん。たまたま同席せし子が、医学部の後輩にあたる者なれば、「医学部の学び方」なる話にてお茶を濁しつつも、かつて汝が作りし資料が改良されて後世に伝わりしと知り、僅かに喜びを覚えし。(されどステーキを食すことは、いと申し訳なきかな)

最後に至り、罪悪感に押し潰されんとする心を抱え、「眠気が襲い来たり」、「荷ほどきが未だ終わらざる」と口にし、早々に席を立ちぬ。駅前まで送ってくれし若者には、深く感謝と謝罪を述べざるを得ざりし。

特段の結末もなく、ただただ申し訳なき気持ちに満たされしも、汝が一度目の医学部新歓を思い出せし。かつて居酒屋にて、自己紹介と質疑応答をさせられし時、「何ゆえイケメンにして今まで彼女を持たざりしや?」と謎めきたる質問を投げかけられしが、それは当時の硬式テニス部の先輩の悪戯に過ぎざりき。

ああ、医学部の世界とは、かくも不思議なる運命に縛られしものよ。

これにて物語は終わりぬ。

感想

文章の迫力がすごい。

おわりに

なかなか、どうして面白いですねこれは。

ケータイ小説的なの書いて架空の文豪本でも作ろうか悩み中です。

みなさんも試してみてはいかがでしょうか。

では。


おまけ:江戸っ子概念にリライトさせる

おぅ、おいらはKokurenってんだ。最近はどうも元気がねぇけどよ、まぁ、なんとかやってるってぇわけだ。画像生成AIで遊んでみたり、復学に向けて試験に挑んだりってな具合よ。で、久しぶりに書き物でもやってみっかって気分になってな、ちょいと懺悔を一つ語ってやろうと思ったんだ。もう時効だろって思ってるから、まぁ、聞いてくんな。

あれは確か4月の初め頃のことだったなぁ。Xで大学6年目の友達がスペースを開いてるってんで、ちょいと覗いてみたんだ。そしたら「大学の新歓」ってぇ話題になってな、おいらたちも大学に入ってから6年以上経っちまってるわけで、もう遠い昔の話だろ?でもよ、その新歓ってやつをもう一度体験してぇって気持ちが、ムクムク湧いてきちまったんだ。

夕方だったもんだから、相方と駅前で待ち合わせしてな、真実と嘘をいい感じに織り交ぜた設定を考えつつ、大学に向かったんだ。そしたら演劇サークルが新歓をやってるってぇじゃねぇか。こりゃ面白ぇってことで、二人で飛び込んでみたんだ。

おいらは一年浪人して医学部に入ったってぇ設定で、相方は高校の時に一個下の後輩だけど、大学じゃ同じ年度に入学したって話にしたんだ。お互い土地勘もねぇし、知り合いもいねぇってことで、新歓を一緒に回ってるって筋書きだ。べらんめぇ、これがなかなかどうして、うまくやったもんよ。

そりゃあ、5~6歳は離れてると思われる若ぇ連中に敬語なんか使ってさ、大学生活をどうやって過ごしゃいいかなんて聞いてみたり、飲み物やアイスを奢られたりしてな。いやぁ、胸はちょいと痛かったが、演劇サークル相手にゃ、おいらたちの芝居もバッチリ決まってたってわけよ。

んで、寸劇を見せてもらった後、軽くサークルの紹介を受けて、そんで「飯でも行こうぜ」って話になったんだ。飯屋に着いたら「一番高ぇのを頼んでいいぜ」なんて言われちまったもんだから、おいらつい調子こいて一番高ぇステーキを頼んじまったよ。本当に、ごめんなさいだな、こりゃ。

そん時な、同じ席に座ってた子が医学部の後輩――実際にはいくつか下の後輩だったんだが、「医学部の勉強ってどうすりゃいいんすかねぇ」なんて適当にお茶を濁してたんだ。そしたら驚いたことに、おいらが昔作った資料が、後輩たちの間で改良されて伝わってたってんだから、そいつぁ嬉しかったねぇ。(でもまぁ、だからってステーキ頼むのはやりすぎだってか?そりゃそうだな!)

最後の方はな、相方もおいらも罪悪感ってやつに押しつぶされそうになっちまって、「眠くなってきた」とか「荷ほどきがまだ終わってねぇ」なんて言い訳並べて早々に退散することにしたんだ。駅前まで送ってくれた子には、本当に申し訳ねぇと思ってるぜ、おいらも。

オチはねぇけどよ、ただただ胸が痛ぇって話だ。これでちょいと昔の医学部部活の新歓を思い出しちまったんだ。居酒屋でよ、みんなの前で自己紹介と質疑応答をやらされた時、「なんでイケメンなのに彼女できなかったんですか?」なんて煽りとしか思えねぇ謎の質問を硬式テニス部の先輩にぶつけられたこと、今でも覚えてるぜ。

ほんと、医学部の部活ってぇのは、一筋縄じゃいかねぇよなぁ…てやんでぃ!ってなわけで、こりゃおしまいだ。

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