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2回目のGRAVEL直江津 DAY3RD 湯ノ丸ー直江津最終日
いよいよここまで来ました、1日目のグラベル地獄 2日目の坂地獄を経て3日目。標高1400Mほどの湯ノ丸は夕方と朝は肌寒いほどでした。
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ここ湯の丸はどうやら多くのアスリートたちが合宿をするような場所のようでそのような設備もたくさんありました。現に某MTBオリンピアンのT氏も合宿をされていました。 僭越ながら同じところにバイクを置かせていただきましたがキラキラのS社のバイクの横に我々の薄汚れたグラベルバイクはちょっと申し訳なかったですが。。。。
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疲れが無いと言えばうそになるが意外と疲れていないのはなぜか?2回目の余裕?なわけないか。。2人より3人というところでがやがやとはしゃぎながら来れたからだろうか??などと考える。
ホテルを出て用意をしているとちょうどT谷さんたちの合宿の方たちのスタートと重なってしまいちょっと調整。皆バリバリのレーサージャージで地味ないでたちの我々はこっぱずかしい感じ
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3日目スタート!
この湯ノ丸からのダウンヒルはおそらくこのライドでも一番きれいだったように記憶している。まさに桃源郷のような下りだった。
勢いあまって前を走っていたT谷集団を追い抜いてしまったのはグラベルバイクの面目躍如というところか。。登りは到底無理だろうから。。
それにしてもすごい下りだ、つづら折りから直滑降のくだりに変わりグラベル向けのギアはもう回り切っている。昨日あんなに苦労して登ったのがちょっともったいない感じ。
でもゴールは近づいている。
しばらく下って左折すると今度は一面のキャベツ畑
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以前はキャベツ畑の向こう側の鳥居峠をえっちらおっちら走っていたがもう走るの嫌なのでわざわざキャベツ畑を走るルートにしたけど正解だった。(坂は十分にあるけど)
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ちょっと一本道を入るだけで全然趣の違うライドになる。これが私の走り方。
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つらい2日がちょっと報われたような瞬間だった。
結局この後再度地獄を見るのだが。。。
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キャベツ畑から鳥居峠に戻る
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ここからやや下って菅平までの登りは勝手知ったる道。
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せっかく3日まで来て事故もばかばかしいここから須坂へのくだりは十分に気を付けるようにメンバーにも注意、どんなに気を付けてもこの坂はスピードが出ちゃう坂。結構車通りも多い。
けどめちゃくちゃ楽しいから気を付けないと。。。。
ズバーっと下る、耳が痛くなった。ところで須坂着。
小休止したらなんとダウンチューブにつけたツール缶が落ちる寸前。
初日からの衝撃にとうとうやられたか
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お昼前だけどちょっとお腹すいたので休憩 この辺りの老舗の和菓子屋にて
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ここからしばらくはこの旅で2回目の平坦が続くおよそ30キロ弱ほど
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小布施辺りまでは微妙に下りなのだが、中野あたりに入ると微妙に飯山までは登りに転じてなかなかつらい。風も出てきてしばらく先頭後退しながら走る。
飯山に入りそろそろ飯でも。。。と思い蕎麦屋に並んでいたらちょっとしたトラブル勃発。。。
飯山警察行ったりなんだかんだで。。。ご飯食べたのは確か13時過ぎ?
なんだか疲れてしまったがここからが最後の峠!!
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陽も若干傾いてきたけど暑い。
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こんな道荷物もちながら歩いていた時代に生きていなくてよかった。ほんと自転車でもヘロヘロなんだから。。荷物はしょってるけど。。
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300Mほどの標高から1100Mまで10KMほどの距離だったが長かった。
気分的にはずっと10%前後の坂を上っていた感じ。最後は一人で無言で登っていた。単純計算だと平均斜度8%こんなにつらいとは上って初めて知った。
自分がこの峠のルートを決めたんだから仕方ないけど。。
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なんだかんだで最後は蛇行しながらの山頂。陽は傾き始めていた。。。
ここからの下りもきれいだった、そんなことはありえないが海まで突き刺さるような下だった、このくだりを味わうためにまた走りたいとさえ思う。
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ここからは下りがペースを速めてくれる。脚はもうとうに終わっているが回さないと前に進まない。途中でコーラを注入して何とか奮い立たせる。
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ここまでくるとなんだかもったいなくて急にのんびり走り出した。前の若者二人は先を急いで見えなくなったけど3日間を思い出しながらというかなんとなくかみしめながら走った。長くて短い3日間
ゴール
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めちゃくちゃ疲れているのに自然と笑いがこぼれる。
昨年の悪夢のような二日間の佐久で終わったグラベル直江津から1年。
今年は強力な助っ人が1名加わって完成した関東からグラベルで直江津までの3日間のルート
まだもっと遊べるコースを作りたいけど来年も走れるかな?走りたいな。
まあ、今日はとにかく祝おう
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日本海といえば 新鮮な海鮮 日本酒!!
心置きなく乾杯しました。やったぜ。
いい歳してわけのわからない冒険を暖かく見守ってくれる家族
わがままなルートと適当な時間配分でも楽しそうにしているメンバー
いつも親身に対応してくれるサイクルハウスジロのみなさんと Hさん
来年も走るかどうかは、わからないですが新たなルートは確立できました。ちょっと横道にそれるのが好きなあなた、今度は走ってみませんか?
ではまた。
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