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どんどん広がる「あつ森」こと『あつまれ どうぶつの森』その優れたデザインを支える考え方、それを可能にした組織運営、そういうのは仕事でも活かせるからCEDECで想像力を高めよう。

あつ森はどこまでいくんだろう

あつ森のプラットフォーム化がすごい。

バイデン候補が大統領選に使ったとか、石破さんが総裁選のプロモーションをしたとかもっぱら評判のあつ森こと『あつまれ どうぶつの森』。ユーザーの想像力を刺激する優れたデザインが色々な展開を起こしている。

・ミュージックビデオが作成される

この人たちの事全然知らないけどみちゃうもんなあ。


・トーク番組の撮影に使われる

『ローグ・ワン』のライターの一人で、PC Gamerの元編集長のゲイリー・ウィッタ氏のポッドキャスト。ハイライトがYoutubeで公開されているみたい。

善良なダニー・トレホに笑う。

いつの間にか「トレホズタコス」というタコスチェーンを成功させたというダニー・トレホ氏。この春にタコスの本を出版した模様。ゴキゲンな表紙だなおい。

現在は、島で平和に暮らしているらしい。顔は怖いが。

もう一人のゲスト、イライジャ・ウッドは、ゲームファンとして知られており、SNSであつ森をプレイしていることが知られていた。

(有名なイライジャ・ウッドが島に遊びに来た事件)

しかし、なんかこのAnimal Talkingって番組、Xbox(もちろん任天堂とは商売敵にあたる)のフィル・スペンサーとかも出てて面白そうなやつだな。

ゲーム画像を使った配信スタイルは、めっちゃ楽しい感じになるし、色々使えそうな気がする。まんまzoomのトーク番組とか見た目的にもういいやってなるもんね。

CEDEC 2020でのあつ森カンファレンス

コンピュータエンタテインメントデベロッパーズカンファレンスことCEDEC2020が先週開催された。

コンピュータエンタテインメント業界の技術や知識等の交流を促進するためのカンファレンスである。

CEDECの内容は、テックよりのものなんかは、なかなか自分の仕事に取り込むことは難しかったりもするんだけど、サービスのデザインの考え方や、特にネットワークを活用したゲームではコミュニケーションに対する考え方、あとはインターフェースの考え方など、人が人にアナログなサービスを提供する場面でも、色々とヒントになることがあって、毎度楽しみなイベントである。

話題のゲームのセッションについては当然注目が集まり、どうぶつの森チームのものがこちら。2つもやったのか。

「語りすぎない あつ森のアート」

仕事の成果物とかで、昨今はデザインそのものも避けて通れないし、デザインの考え方を学ぶこと自体にも価値がある。

情報量を「記号的」「写実的」の軸で整理して、「想像のスキマ」をコントロールする考え方。これは「レポーティング」や「営業トーク」にも展開できる考え方だよね。

例えば、クライアントに動いてもらわないといけないプロジェクトについては、情報量を少なめにして「想像のスキマ」を埋めてもらうことで、主体性を感じてもらうのがいいのかもしれない。

こういう風に、色々と考えてみるきっかけになる。

デフォルメしたモデルを作るときに考える「らしさ」についてとか、要素を足し引きする考え方とか、たくさんヒントがあると思った。

「どうぶつの森 シリーズの伝統と革新」

どうぶつの森がずっとコミュニケーションについて考え蓄積してきたこと。

ここでも例えば、

・目標設定をどうサポートするようにデザインするか。
・伝統と革新を両立させる開発組織の運営。

みたいなことについて、やはり色々と考えるきっかけをくれる。

他も面白いので、CEDEC特集はおススメコンテンツ。自分の仕事と遠ければ遠いほど、自然と想像力が活躍するスキマが沢山見つかるので、自分の興味の範囲内でいいから、異業種の情報をとってみるのはアリだと思う。


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