夏だ、レジャーだ、密漁だ。気をつけよう、密漁と下請法。
昨日変な時間に寝たので、ストックの小ネタ出し
レジャー化する密漁
海の中には、サザエとかウニとかイセエビとか、なんか見たことがあるような生き物が普通にいたりするものだ。
大自然の中で自ら食材を手に入れ、大いなる恵みに感謝する。一見すると、なんか情操教育とかにもよさそうなあれだが、基本的にその辺の海産物とか水産物を勝手に取るのはNGだ。色々ルールがあるが、大雑把に基本NGだと思っておいて間違いない。釣りより有利なやつはたいていダメだ。PROの密漁者と区別がつかんからな。
最近、都市型レジャーが遊びにくいのもあって、アーバンなピープルが、イージーに大自然に繰り出して、密漁をグランピングするみたいなことも増えてそうだ。ちなみに、グランピングというのは、グラマラスなキャンピングらしいので、完全に使い方を誤っている。
陸上の動物を捕まえて焼いて死体を食うみたいなことを、呼吸するようにできる人は結構限られている気がするのだが、海の生き物の死体だと大丈夫ってのはどういうアレだろうか。なんだかんだ言って、海産物の死骸は生きていたころと同じ姿で市場にならび、刃物で死骸を解体してなんならそのまま生の死体を食うみたいなことが日常であるというのは大きいのかも知れない。昔、居酒屋で食い物を頼むときに、焼いた鳥の死骸と死にたての魚の死骸と・・・みたいに言ってたら怒られたぞ。
なお、夏に遊びに行きづらくなった人たちの間で、やはりグランピングは人気らしい。
ちなみに、ものすごくひと気のないところで、ガチなウェットスーツで近くに浮き輪を浮かべてなんかしている人は、まあまあPROの密漁者である率が高いのだが、稀に権利者であるPROの漁師である場合もあるので、安易な正義感に呑まれてうかつな行動をとってはいけないから気をつけよう。
下請法、資本金10百万以下の事業者もフリーランスに書面交付へ
いや、契約書なしで仕事受けるなよ、というのは、非常にごもっともな話なのだが、実際やってみると、なんかワンショット数十万とかの仕事でいちいち契約書を作って、ご確認ください、弊社法務部で確認します、これ直してください、了解です、調印しましょう、日付いつにしますか、○日でお願いします、こちらからハンコ押しておくればいいですか、送り先はどなたにすればいいでしょうか、返信用封筒いれとくか、切手も貼っといてやるか、これいくらだ、重さ測らなきゃ、よし帰りにポストに入れて帰ろう、あー昨日出すの忘れてたわ、そういやこれ印紙いくらだっけ、みたいなことが毎回発生するので、できればそんな面倒なものは作りたくないわけである。まあ、それ以前に専門家との顧問契約等は下請法の対象外なんだが。
しかし、クライアントから受注した案件を再委託するタイプの事業者というのも結構ある気がするし、何なら成果物を納めるタイプのやつとかもあるんだけど、それは下請けっぽいよな。
フリーランスが流行ってるのかどうか知らないけど、なんか業務委託に切り替えますみたいな話ちょっと前にいっぱいあった気がするし、税金とか申告とかもそうだけど、この辺の知識もなにげに需要が増してそうに思う昨今である。