M-1グランプリ2020決勝展望
A 決勝進出しても異論なし?
金属バット、からし蓮根、アキナ、インディアンス、東京ホテイソン、コウテイ、見取り図、ぺこぱ、ニューヨーク、錦鯉
B ウケてたけど決勝進出は厳しいか?
ウエストランド、ニッポンの社長、マヂカルラブリー、おいでやすこが、オズワルド、ロングコートダディ、ダイタク、滝音
C 流石に決勝進出は厳しそう…
ラランド、タイムキーパー、ランジャタイ、祇園、カベポスター、ゆにばーす、キュウ、学天即
便所の落書きをまた作り出してしまいました。もし良ければ読んでください。
ABCの振り分けは準決勝を映画館で見た時の直感です。知名度や芸風、思い入れの補正もあるので、許してほしい部分が多大にあるのですが。
感想としては、ウケていた人たちが忖度なくファイナリストになったかなという印象でした。ウケ方的に決勝進出しなかったら暴動が起きそうだったのはアキナと錦鯉の2組。正直インディアンスとコウテイはウケ方だけなら5本の指に入ってくるレベルだったので、ここが落ちたのは少し意外でした。個人的にサプライズだったのはウエストランド。芸風的に厳しいと思っていたのですが、ウケ量優先なら不思議ではなかったという感じでした。準決勝の振り返りはこのくらいで止めておきましょう。
去年の場合、世間的には無名でしたが、コアなお笑いファンまたはM-1ファンはミルクボーイの完成度の高さを知っていた人も多く、最高得点を叩き出しての優勝は想定内だったかもしれません。
ただ、今年の決勝は本命不在と言っていいでしょう。審査員のコメント、会場の空気感、笑神籤など様々な要素次第で結果は全て違ってくるのでは無いかと思います。それでも予想するのであれば、5強の構造になるのではないかと思っています。
1位ニューヨーク、2位オズワルド、3位東京ホテイソン、4位錦鯉、5位見取り図
この5組ですね。おいでやすこが、マヂカルラブリー、アキナ、ウエストランドを推してる人たちはすみません。泣く泣く外しました。外した4組は決勝の審査員向きの漫才ではなさそうだから、というのが理由です。
ニューヨークは昨年は最下位でしたが、今年はKOC準優勝もあり、賞レースに出ている芸人の中で最も勢いがあると言っても過言ではないと思います(YouTubeのエレパレも話題になりましたね)。平場の強さも最近顕著で、器用さやスター性も増していて、今回は絶好のチャンスな気がしますね。これ以上売れるとタレント寄りの芸人になりかねないので。王者の称号さえ手にすれば、忙しくなってもストロングスタイルは保てるはずですし。準決勝は26組中25組の出番で、トリの錦鯉を楽しみにしている空気感の中で、強いネタとウケ量の両立が出来ていました。いくつもの辛酸を舐め、逆境を乗り越えてきた人たちは強いです。
オズワルドはシンプルに激推ししてるからです。はいはい、贔屓しますよ、贔屓。とはいえ、準決勝は畠中の改名の漫才だったのですが、あまりウケていなかったので落ちるかと思いました。構成を評価されたのでしょうね。
東京ホテイソンも決勝9組で予想した手前、3位にねじ込んだ、という経緯ですね。またしても贔屓。ホテイソンも決勝進出異論なしのウケ方でした。一応非吉本が1組いるとバランスが良いのもあるので残してます(大阪がいなくなったという痛い指摘はご勘弁願います)。芸風的に2本目やった時に飽きられる可能性があるというのがニューヨーク、オズワルドとの比較で弱い所ですね。
錦鯉は準決勝大トリで登場し、爆笑をかっさらい、全てを持っていってしまいました。CRまさのりというネタだったのですが、馬鹿馬鹿しい芸風が売りのコンビがパチンコの台になる漫才はつまらない訳がないんですよね。数年前に年末の検索ちゃんでオードリーがCR春日というネタをやっていて爆笑したのを思い出しました。ただ、この芸風が決勝の審査員にハマるかと言われれば疑問点が残ります。なぜか上沼恵美子に雷を落とされる光景が目に浮かんでしまう。。。余談ですが、塙と富澤はまさのりさんより年下で、一体どんな気持ちで採点するのか。そんなことも気になってしまいます。
見取り図は強いです。強いですし、面白いんですが、貫禄だけで勝ち上がってきてしまっていた感じが少なからずあるような。個人的に過去3年間の漫才の方がなんとなく好きなのもあって、賞レース的な伸び代が無くなってしまったのかななんてことも思いました。大阪の漫才番長を5位に置くのは心苦しいのですがね。
ゴミみたいな抽選ソフト使ったら、
1 ニューヨーク
2 マヂカルラブリー
3 ウエストランド
4 見取り図
5 東京ホテイソン
6 敗者復活
7 錦鯉
8 オズワルド
9 アキナ
10 おいでやすこが
という香盤が出来あがりました。これ、アキナが最終残りそうですね。とりあえず明日の決勝を楽しみに寝ます。M-1は止まらない。