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フラッシュ使用の薦め



人物・静物撮影はもちろん、花の撮影でもフラッシュを使うことが度々あります。
注意していることは、蕊へのピントとともにそれを覆う花弁の透明感。
触れたくなるようなディテールを表現するには、フラッシュの使い方がとても重要です。
定常光(環境光)をどう考えるかが鍵になります。
最小絞りまで絞り込んで花のみを表現するのか。環境光とともに見た目に近い絞りにするかで、フラッシュ光量を望むバランスに調整していきます。
フラッシュはクリップオンでは使わず、基本的にオフカメラで補いたい方向から照射します。カメラ・フラッシュともマニュアルに設定。
曇天・雨天時は光量不足を補うために、ISO感度の適切な設定も必要です。
また、定常光の光が強過ぎるときは、φ30cmほどのディフューザーをカマせることも工夫の一つとなります。
フラッシュは輪郭・ディテールの強調に大切な機材のひとつです。

フラッシュの購入までは考えていないという方は、小さな白いレフ板とディフューザーを使ってみてください。
三脚があれば一人でも使いこなせるはずです。

撮影についてのご質問があればお気軽にどうぞ。

使用レンズ/NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
Flash/Nikon  SB-5000+WR-R11b(ワイヤレスリモートコントローラー)

アキチョウジ




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