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ワンオペ事務員④
世の中には「許されるBAK◎」と「許されないBAK◎」が存在する。
では、許される方と許されない方は何が違うのか。
それはやはり「他人に害があるかどうか」ではないだろうか。
仕事における他人への害とは何か。
それはズバリこれ!と一つだけで語れるものではない。
わたしが今回一番被害を被ったのは「仕事の指示内容が正確に伝わってこない」というものだった。
頭の回転は速く「自分だけで仕事をする場合は有能」という人間がいる。
そういう人たちに共通しているのは「自分の頭の中で考えていることは周囲も理解している」と考えていることだ。
なので、頭の中で考えていることの途中から独り言のように何かを口にし始めて、こちらがそれに気付かず反応しなでいると若干イラつきながら呼ばれ、そこで初めて自分に対して話しかけていたのかと判るということが度々起こる。
その上、他人への説明が下手すぎて仕事の指示が上手く出せない。
言語化が下手とも言える。語彙力不足で他人とのコミュニケーションが不足しているのだろう。人と関わった経験が少ない(=他人とのコミュニケーション不足)だろうと想像できるのは、他人の気持ちを想像することが不得意なんだな・・・と思うことが多いからだ。想像力が不足し他人の事を思い遣ることが不得手なため、自分が判っていることでも相手には理解できていないかもしれないということを思いつけない。
新人を育てる時には馬鹿でもわかるように指示を出す必要がある
語弊を恐れずに言えば、これに尽きる。
「こんな事くらいは自己判断でできるだろう」と考えると大きなミスに繋がる。
新人を育てる時は「まっさらなコンピューターにイチからプログラムを書き込むように」しなければならないと常々思っている。「マウスが右に動かされたら画面の中のマウスカーソルを右に〇ミリ移動させる」という感じだ。時には中古PCであればフォーマットし直す必要もあるかもしれない。
自分はMacOSなので相手もMacOSだろうと思っていたら相手の方がバージョンが格段に古かったりあるいは最新すぎたり、WindowsどころかLinuxかもしれない。そういうことを想像し、準備し、的確に指示してこそ新人は育つことが出来る。
ただ、中途採用の場合は「今までの経験」からある程度新人自体が下駄をはける場合もある。経験してきたことでなんとなく業務の想像がつくので回していける「部分もある」のだが、細かいところは指示や確認が必要であることには間違いない。
それなのに、今回の社長は酷かった。
「ちゃんとしといて」
それだけ言って仕事の指示が終われば(伝われば)誰もなぁんにも苦労しないのである。
「ちゃんと」とは、どういう状態が「ちゃんと」なのか。
例えば、リストをキレイにしておいて欲しい場合、どの資料を確認して何を入力しておけば「ちゃんと」した状態になるのか。
そこを聞き出したところで、次の問題が発生してくるのである。
その、次の問題については次回書き連ねていこうと思う。
・・・つづく。
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