木【今週の杖】15/53
毎週木曜日は、
作った杖のお話です。
3月は 全体を通して
「今までの活動を振り返る」というテーマなのですが、
ここは
普通に今週の杖で進めます。
今日は「赤紫の杖」です。
名前はそのままなんですが、
写真の撮り方がイマイチなので
暗くて申し訳ないのですが、
実際の木の表皮は、
茶色より赤よりで光沢があるので
若干、赤黒っぽい紫色に見えます。
綺麗です。
赤紫(あかむらさき)とは、
牡丹 ぼたんや躑躅 つつじのような赤みが強い鮮やかな紫色、
または暗く渋い紅色のこと。
で
かなり色の解釈も幅広いようなのですが、
高貴な色として
王朝文化の中でも特に珍重された色とあります。
精神性を表す「紫」に
行動を表す「赤」が入るので、
高貴というイメージがあるのは、
人間が
色の中にさまざまな感覚を置いていったからなのでしょう。
色も面白いですね。
人間の感覚の積み重ねがあるように思います。
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