はまちゃん寂しいぜ

ある程度の知り合いが亡くなるといつも、
あの時飲みに誘ってればよかったな〜
あの時会いに行けばよかったな〜

あ〜いつも亡くなってから後悔するなあ
もうこういうの何回も繰り返してるな
いい加減生きてるうちに大切にしなさいよ。

と、なるけど。

西田敏行が亡くなって、
すごくすごく悲しいし、寂しいけど
あ〜もっと釣りバカ日誌見ておくんだったな〜
は、違うし。

まあ生きているうちに
何かをしてあげられる仲でもないので
余計に虚しい。

ただただ寂しい。


私は釣りバカ日誌が大好きだ。
全20全てを何回も見ている。

一人暮らしで寂しい夜も、
釣りバカを見ていると実家にいるような感覚に。
なんかあったかい。

西田敏行が亡くなったとか、
はまちゃんが亡くなったというか
実家が亡くなったような感覚。よくわからん。

釣りはまったくハマれなかったが、
海は大好きになったし。

みちこさんと、はまちゃんみたいな夫婦になりたいし。

仕事ってこのくらいの熱量でいいよなって
心が軽くなったのも釣りバカのお陰だし。

俺の家の話ってドラマで
西田敏行は人間国宝の役だけど、
実際も本当にそうなくらいあったかい人で。

だいぶ前に亡くなった
大好きなじーじが
集めてた釣りバカ日誌の漫画をよく読んでいて。
まったく良さが分からなかったけど
今になって分かるが、日本になくてはならない映画で。

同じように日本にたくさん落ち込んでいる人がいると思うと、少し安心する。
めちゃくちゃ寂しい。

個人的に、
好きなアーティストやら
昔のバンドマンが亡くなった時
インスタのストーリーに
RIPの文字と共にその人の作品をあげるひとが
苦手で。
(こんなアーティスト好きだったんだぜ!の披露の場だと思ってしまうから)
てか、なんじゃRIPて。

でもこうやってnoteに書いているのも
それと同じ類なのでは...と不安になる。

だが、好きな人が亡くなった感情を
RIPの3文字で表してしまうような
浅はかさは無い。

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