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用途が限定的過ぎる魔法のランプ

ある日、女の子は愛犬すずちゃんと庭で古びた魔法のランプを見つけました。女の子がランプを擦ると、小さな妖精が現れました。
「こんにちは、君の願いを一つだけ叶えてあげるよ。でも、このランプはちょっとドジをしたときだけ機能するんだ。」
女の子は願い事を考えました「すずちゃんと楽しく遊べる素敵な場所が欲しいかな」
次の日、女の子は、すずちゃんと公園に出かけました。女の子はおやつは忘れず持ってきましたが足元の石につまずいて転びそうになりました。「あっ」女の子は思い出しました。「この瞬間だわ、ランプを使おう!」
しかし、女の子は慌ててカバンを探しましたが、ランプが見当たりません。女の子は家に忘れてきたことに気づきました。
「ああ、何てこと! ランプを忘れて来ちゃった」
女の子は肩を落としましたが、すずちゃんが楽しそうに遊び始めました。
女の子は微笑み、「ランプがなくても、すずちゃんと一緒なら楽しいね」と言いました。
そして、家に帰るとランプを見て、「次のドジな瞬間には忘れないようにしよう!」と決意しました。

おしまい。


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