ピアノが弾きたい
「人生のメリーゴーランド」を弾く
角野隼人さんの演奏を聴いて
ピアノが弾きたくなった とても
母に楽譜はないかと探してもらっているが
ピアノの楽譜が出てこない
出てきたところで
もう15年近くピアノに触っていないのだから
今弾けるのか微妙だが
何だか弾きたくなった
上手じゃなくてよい
テンポが合っていなくてもよい
ただピアノに触りたいだけなのかもしれない
ピアノは幼稚園ぐらいから
高校1年生まで続けた
好きだから始めたわけじゃない
友達がやりたいと言ったから
一緒に習い始めたという簡単な動機
だけどもよく続けたと思う
ピアノが楽しいと感じたのは
中学3年生になってからだったから
もうやめる直前の事だったと思う
高校は美術コースに進むという決断をしたから
そこがやめるタイミングだった
趣味としてずっと続けていければ良かったのかもしれないけれど
そんな時間はなかったし
作ろうとも思わなくなってしまった
ところが東京でOLをしていた時に
社内のバンドのキーボードを突然任される事になった
練習しなきゃ弾けないじゃないと思い
あわてて中古のキーボードを購入
仕事が休みの日に練習で集まることもあったし
仕事終わりに自宅で練習する時間を作ったなと
懐かしい気持ちになるが
今また私の中で静かにピアノ熱が強くなってきている
ピアノは姿勢も正しくなるし
楽譜を読む目は鍛えられ
握力も強くなる
耳は音を聞き分けられるし
次にやってくる音の勘もきたえられ
一人で楽しむことも
誰かに聞いてもらうこともできる
素晴らしい芸術であり
スポーツのようにも感じる
中学生の時に書いた作文で
「私とピアノ」といったタイトルで
ピアノを続けてきた気持ちを描いたことがあった
最後はこう締めくくっている
「趣味として続けていきたい」
今の時点でそれは見事に裏切られているが
今年は生活の中に
ピアノも取り込んでみたいと思う
なまった体の鍛える手段として取り入れていきたい
まずは楽譜を見つける所からだけど・・・
