【完全趣味企画】「関ジャム 完全燃SHOW」の人気コーナー「売れっ子プロデューサーが選ぶ年間ベスト10」2020年を超予想!
こんにちは、鈴木薫です。主にウェブマーケティング全般のお仕事に従事している者です。
さて突然ですが、私の中ではお笑い芸人日本一を決めるあの祭典、M-1グランプリと等しき熱量で毎年密かに盛り上がっているテレビ番組のコーナーがあります。それは関ジャニ∞さんたちの「関ジャム完全燃SHOW」内の『売れっ子音楽プロデューサーが選ぶ年間ベスト10』です!
【そもそも】「売れっ子プロデューサーが選ぶ年間ベスト10」とは
毎年恒例で超有名なプロデューサーたちが独自の目線でヒット曲の音楽的スゴさや知られざる名曲を紹介していく番組内の人気コーナー。過去にあいみょん、Official髭男dism、King Gnuなどがブレイクするきっかけとなったとも言われているとにかく音楽好きの間ではそれはもう毎年楽しみなプログラムなのです。
ここまで読んだのならもうなんとなく十二分に私の目の輝きは伝わったのではないかと思いますが、そうなんです。とにかく私は音楽が好きすぎるんです。学生の頃あまりにも家にCDがありすぎたのでTSUTAYA鈴木店と言われたほど趣味は超音楽鑑賞なんです。そんなハイパーメディアクリエイターならぬサンキューフォーザミュージックリスナーの私が今回『音楽プロデューサーが選ぶ年間ベスト10』を当てにいくという番組が2度楽しめそうな企画にチャレンジしてみたいと思います。
※タイトル通り完全趣味な内容のためデジタルマーケティング会社である弊社並びにウェブに関する内容はこの後はほっとんど出てきません。先にお詫び申し上げます。申し訳ございません。強いて言えば日頃マーケティングに従事している身として確かな分析力と提案力を感じていただければそれはとっても嬉しいなと思います。
【改めてですが】売れっ子音楽プロデューサーは誰?
早速ですが、まずは売れっ子音楽プロデューサーの面々をご紹介しておかなくてはなりません!今回登壇する売れっ子音楽プロデューサーはこの3名です!
蔦谷好位置
YUKI、Superfly、ゆず、エレファントカシマシ、絢香、Official髭男dism、米津玄師などなどなど、とにかくとにかく幅広いアーティストへの楽曲提供、アレンジなどプロデュースをしJ-POPを第一線で支えるまさに超売れっ子音楽プロデューサー。ちなみに私と同郷(北海道札幌市出身)。なのでおそらく「奥さん?」と聞かれたら「お絵かきですよ」と答えるはず。(超予想)
いしわたり淳治
青い森からやってきた天才しかいなかったバンド『スーパーカー』の元ギタリストであり、解散後はバンドを中心に数多くのアーティストをプロデュース。そして何より数えきれない程の作詞の提供および作詞のプロデュースを行っている(歌詞カードにワードプロデュースと書いてある恐らく唯一の人物)、現在日本を代表する作詞家であり(一方的に)中学生時代から私の師匠。いしわたり先生が「服装は(イギリスのロックバンド)Oasisのリアムギャラガーを参考にしている」と言っていたのでリアムがプロデュースするアパレルブランドPretty Greenを買い漁った時期が私にもありました。
川谷絵音
川谷 絵音 (かわたに えのん、1988年12月3日) は、日本のボーカリスト、ギタリスト、キーボーディスト、作詞家、作曲家、音楽プロデューサー。長崎県出身。「indigo la End」「ゲスの極み乙女。」「ジェニーハイ」「ichikoro」のバンド4グループを掛け持ちしながら、ソロプロジェクト「独特な人」「美的計画」、休日課長率いるバンドDADARAYのプロデュース、アーティストへの楽曲提供やドラマの劇伴などのプロジェクトを行っている。byWikipedia 大変申し訳ないのですが正直に申し上げると、上記2名がバンド当時から熱烈に追いかけまくっていた事と比較してしまうと、川谷絵音さんについてはあまり詳しくありません。本当にすみません。32歳。年齢は私より一歳年上なので先輩。ってことは恐らく一番最初に見た仮面ライダーシリーズは『ブラックRX』か『クウガ』の世代と予想。
【より楽しむために】Apple Musicで予想プレイリストを作ってみました
プレイリストを作ってみました。聞きながらの方が絶対楽しいと思うのでApple Music使っている方は、ぜひコチラからどうぞ!
https://music.apple.com/profile/kaorungo
【三連単超予想】多分これは確実に来るのではないか・・・!
ズバリ!それぞれの方が確実に選んでいるんじゃないかと思うもの【超予想】はこちらです。
蔦谷好位置の選出曲超予想→大比良瑞希『甘い涙』
2020年の邦楽ベストアルバムを選ぶとしたらまず間違いなく大比良瑞希さんの『IN ANY WAY』は入るでしょう。優しくも力強い歌声は勿論、七尾旅人、tofubeatsなどもう名前を見るだけで分かる人にはわかる信頼と実績の楽曲陣にもう最高すぎました。そして何より、KERENMIという名義で蔦谷好位置との楽曲も収録。そうなんです、蔦谷好位置さんご本人が関わっているんです。まあなので堅いでしょう!「実は僕も関わっているんです(テへッ)」と紹介をして関ジャニのメンバー(恐らく横山くんか村上くん)に「宣伝かい!」と温かくツッコまれるシーンまで超予想します。
いしわたり淳治の選出曲超予想→Reol『第六感』
ステイホームでおうち過ごす事も多く、テレビを付けていたらボートレースのCMソングでこの曲を聞き馴染んだという方も多いはず。いしわたり淳治さんに関してはとにかく「日本語の面白さの発見」を大事にする方だと存じています。なので、このサビの「第六感」という言葉をサビに持ってくる面白さ、そして「ロッカンロッカン」と連続する言い回しが「Rock'n,Rock'n」のようにも聞こえなぜかお洒落に感じる面白さなどに注目するのではないかと超予想します。
川谷絵音の選出曲超予想→ポルカドットスティングレイ『トゲめくスピカ』
ポルカドットスティングレイの『何者』もどう考えても2020年邦楽の重要アルバムでしょう。今までも毎回独特の楽曲展開で良きアルバムをリリースしていたポルカドットスティングレイですが、最新アルバム『何者』は本当に全体的に個性的な楽曲センスとポップセンスのバランスが絶妙で最高でした。Google、みずほ銀行、Jetstarなど企業タイアップをしまくってきたバンドだからこそ到達できた唯一無二なポジションなのだなと思いました。ちなみに選出した理由は、この番組の次回予告の時に出演していた古田新太さんが「川谷絵音前・後で変わったよね」というような発言と、川谷絵音さんが「普段から仲の良いバンドもたくさんいるから紹介しにくい」と発言されていたので、『バンド』かつ『川谷絵音系のアレンジやコード進行が独特の人』かつ『(なんとなく)ギターはテレキャスター』なのではないかという超予想です。
というのが、私の3連単超予想でございました。その他超までは付かないけど個別で予想したのが以下です。
【個別予想①】蔦谷好位置の選出曲予想
緑黄色社会「夏を生きる」
前回も選んでいたが今回も来そう。エレカシなどのアレンジをしていた時にも感じたけど多分蔦谷さんってストリングス(弦楽器の重奏)が好きなんじゃないかと思うので。蔦谷好みのストリングスだなと思ったので選出。
優里「ドライフラワー」
同上。メロディのラインや構成も綺麗さもさることながら、こちらも蔦谷好みなストリングスだなと感じたので選出。
Vaundy「怪獣の花唄」
蔦谷好位置さんの選出傾向として『じわじわシーンを賑わせつつある才能ある次世代のスター』をテレビ露出させてより認知(バズ)させたいという応援枠みたいなのがある気がしたのでコチラを選出。今年最も好事家たちをザワザワさせた重要人物といえばVaundyでしょう。
ALI 「LOST IN PARADISE feat. AKLO」
同上。どう考えても今年輝きを放っていたバンド。加えて蔦谷さんは毎回「路肩に車を停めてまで聞き入ってしまったアーティスト」という『路肩枠』を選出してきますが今年はALIかVaundyが路肩枠なんじゃないだろうかと予想します。「日本にこんなグルーヴでリズムを奏で歌う人たちがいたのかと思いました」と言いそう。マジでカッコいい。ちなみに『呪術廻戦』という超面白いアニメのエンディング曲。ダンスも最高にカッコいい。
【個別予想②】いしわたり淳治の選出曲予想
オーイシマサヨシ「キンカンのうた2020」
「キンカン塗ってまた塗って」「カンカン キンカン キンカンコン」
という歌詞に泣ける日が来るとは思わなかった。歌詞だけ見ると完全にあのどこのご家庭にもある塗り薬のアレの事を歌っているのに、曲を聞いたら完全にどポップなアニソン。ここまでクライアントからのオーダーに対してそれを汲み取りつつ完全に自分の曲にしてしまう抜群のセンス、まさに『ようこそオーイシパークへ、世界がキンカンを必要とする時が来てっていうかキンカンじゃなきゃダメみたい』と言わんばかりのすごい楽曲です。
YOASOBI「ハルジオン」
詞を大事にするいしわたりさんが、小説を原作に曲をリリースして今年紅白でも話題になったYOASOBIを選出しないはずがないでしょう。「小説家と音楽家とのコラボの最前線、まさに読む音楽」というようなコメントをするのではないかと予想します。これまでも斉藤和義と伊坂幸太郎、最近だとTHE BACK HORNと住野よるなど作家と曲とのコラボは珍しいことではなかったけど、多数の小説家を巻き込んでアーティスト側がプラットフォームになり毎回話題になるという、かなり珍しく面白い音楽発信の新しいアプローチだなと感じました。
GEZAN「東京」
いしわたり枠で来るか川谷枠で来るか読めませんがGEZANも間違いなく歌詞と楽曲の大胆さで今シーンを賑わせているバンドです。今までの社会ぐちゃぐちゃしたところとか目まぐるしさとか、そしてコロナの影響で日常生活が大きく一変した時、GEZANのアルバム『狂』がその変遷でみんなのぐちゃぐちゃしまくった気持ちを代弁してくれるかのような曲だったなと思います。
くるり「心のなかの悪魔」
コロナの影響でポカーンと空いてしまった日常生活でその前からもじわじわとあった炎上によるいき過ぎた誹謗中傷、陽性者に対して過度に叩く行為など、そういった色んな『人の嫌なところ』を改めて曲にして歌い上げたくるり岸田、流石です。コロナによって本当にたくさん明るみになった社会への2020年最高のアンサーソングだと思います。とはいえいしわたりさんが同時期に活躍して盟友であり今やもはや誰もが知る存在になったくるりをわざわざ挙げてくるか、その辺りが見ものです。
KREVA 「タンポポ feat. ZORN」
「理想を言おうよ今だからこそ 現実の中で見れる夢宝物 常にそうステージ上有言実行胸に問う夢理想」
というリリックがコロナ禍で非常に強いメッセージとして感じられた曲。こういう状況だからこそ動こうというKREVAの動きは本当に2020年顕著でZORNやPUNPEEなど若いラッパーとのコラボ、三浦大知とのコラボなどを通して柔軟にすぐ動き、今できることをいち早く考えて音楽で元気を文字通り届けようと試みていた印象です。KREVAは本当に2020年の功労者として表彰されるレベルで活躍したアーティストでした。ちなみに別箇所でいしわたりセンサーとしては
「冷めたコーヒーとアイスコーヒー 同じ温度 同じじゃないストーリー」
という言葉のセンスがいしわたりさんは好きそうだなと感じました。
【個別予想③】川谷絵音の選出曲予想
宇多田ヒカル「Time」
正直川谷枠は全く想像できないのですが、あまりにも作り込みが技巧的過ぎて脱帽したアーティストということで宇多田ヒカルのこの曲を挙げそう。宇多田ヒカルは別次元過ぎる。
青葉市子「海底のエデン」
もう一回言いますが川谷さんがどんな選曲をしてくるか読めないので宇多田ヒカルに続き「自分には作れない世界観」という感じで選出してきそうなイメージで青葉市子を選出予想。ないかな〜ないよな〜きっとね〜いないよな〜でもなんかなぜかやくしまつえつこと青葉市子のことを川谷絵音は一目置いているという感じがしなくもないんだよな〜。
ヨルシカ「レプリカント」
川谷絵音さんが仮に同世代かちょっと先輩のBUMP OF CHICKEN、RAD WIMPSを敬愛していたとして、その世代の影響を受けて出てきたバンドやアーティストに対して表現の解釈に賛辞を贈ると仮定した場合、米津玄師かヨルシカを選んでくる可能性はありそうな気がしました。この二択で米津を選ぶというのは何とも当たり前過ぎる感じがすると思われるのではないかと視聴者は考えるのではないかと川谷さん当人が考えるんじゃないかと想定して、ここはあえてその選択をせずに米津よりはまだ一般露出の少ないヨルシカをチョイスするのではないかと予想します。(もうなんか人狼みたい)
saji「瞬間ドラマチック」
川谷さんが3名の中で唯一現役でバンドをやっているということで、バンドのなかから「なんで売れないのか全くわからない枠」ということで選出。2019年に「phatmans after school」から改名して「saji-サジ-」としてスタートした北海道のバンド。曲センスよし、ボーカルの華良し、タイアップ(水樹奈々に楽曲提供など)よし、三方よし!頼む川谷さん、取り上げてくれー!
【おまけ】私の2020年個人的選曲
PUNPEE「Operation : Doomsday Love」
PUNPEEのセンスが爆発しまくっている曲。コロナ禍であたふたしていた2020年の生活の時に『小型隕石によって世界が終わる』というテーマの題材で
「あまりにもいきなりすぎて 超不覚にもまだまだ希望で晒されていた 君にまだ伝えたいことで行き当たりばったり」「胸騒ぎのカタストロフィでも不覚にも未来へ希望はささくれていた 膝すら笑わない場所でもまだ笑いたい」
と歌うセンスがお洒落すぎます。そんでもって
「早くしてよ Disney +」
とこの時(曲を作っている時)アメリカのみ先行でサービスがスタートしており日本ではつい最近やっとサービスがリリースされた「Disney +」が見れる前に世界終わっちゃうって歌うのがコメディセンスがありすぎて、リアルタイムで聞いていて声に出して笑いました。(ちなみにPUNPEEはアメコミフリークなので、きっとMARVELシリーズの特にドラマ「ワンダビジョン」が見たかったのではないかと予想します)
土岐麻子「BOYフロム世田谷(PASSION BLUE ~冷静寄りの情熱ツアー at SPACE ODD 2020.02.04)」
2020年の音楽ニュースの一つとして絶対的に言えるのは『Youtubeなど配信を視聴するというスタイルが完全に一般化した』というのがあり、中でも『THE FIRST TAKE』という一発獲りで歌い上げるYoutube内のシリーズコンテンツは今年Youtube内の音楽で最も成功した動画コンテンツ事例だとウェブマーケティング観点から(クソ真面目に)思いました。ということで『THE FIRST TAKE』に今後絶対出て歌って欲しいアーティストということで土岐麻子さんを選出させていただきます。このやわらかいのにハリがあるまさに「◯(球体)」みたいな歌声、素晴らしすぎます。日本で最も永遠に聴ける歌声です。
BUMP OF CHICKEN「アカシア」
2020年最も繰り返し何度も何度も聞いて泣いたYoutube動画。ポケモンとともに、BUMPとともに生きてきた人間にとってこれ以上ないくらいのご褒美的映像でした。最初の『子ども4人が線路の上を歩いている』のは言うまでもなくスタンドバイミーの1シーンであり、ポケットモンスターのゲームの一番最初の主人公の部屋でテレビで流れている一コマであり、幼なじみ4人がそのままバンドを結成して今もずっとあの時のワクワク感のままで音作りをしているBUMPのバンドメンバーとも重なる・・・いやー最高ですね!ポケモンの歴史も、バンプの歴史も、そしてプレイヤーである自分たちとポケモンたちの冒険も、まさに歌詞に出てくる
「そうやって始まったんだよ」
これだなあって思って何度も何度もじんわり泣きました。
【さいごに】まとめ
・・・というわけで以上です!超予想なだけに超超長文になってしまいました。(今すでに6900字を超えています)もうこれを最後にまとめる体力なんて私には残っていません!笑
さて、というわけで本題の答え合わせはむしろここから!今回予測したテレビの「関ジャム 完全燃SHOW」の放送日は1月10日(日)の夜11:30からです!勝手にドキドキ楽しみにしながら過ごさせていただきたいと思います。放送後にも答え合わせ記事書くかもです。それではまた〜!