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結婚5年目いちばん険悪

2年前の友人の言葉です。当時、双子1歳0ヶ月だったわたしには、正直この言葉ピンと来なかった。
そして時は流れ、わたしも結婚5年目になりますので、今回は友人のこの言葉を双子ワーママ的視点で検証してみたいなと思います。

友の言葉の真意

友人の言葉をもう少し補足をしておくと、当時は彼女のお子さん上の子4歳、下の子2歳(いずれも男児)。そしてフルタイムワーママ、と言う状況下で出た言葉でした。曰く「下の子が3歳になるまでは…(険悪でもしょうがない)」と言う意図でしたね。

今なら激しく共感できる

4歳と2歳、大変だっただろうな…と思うんです。子供たちも赤ちゃんじゃないので、言うことはきいてくれないですし、男児は成長が遅いので、落ち着くのが女児より遅い(笑)
動きもどんどん躍動的なダイナミズムを呈し、ご主人が綺麗好きなので散らかっている部屋のことでチクチク言われていたそうです。(片付けや掃除はご主人がしてくれる)

男児が複数生息している家、片づけても3秒くらいで散らかります…。

「険悪」の意味

「夫婦仲が悪い」と言うのは、「夫婦」としてどちらかまたは双方に原因があり、関係が悪化した状態を言うと思うんですよね。当時の友人は、状況的に産後クライシス終期のあたりだったのかなと推察してます。
少し古い統計ですが、厚労省の全国ひとり親世帯等調査でも、下の子3歳未満が最もひとり親世帯数が多い結果(約4割)となっています。

おそらく友人は、夫婦仲が悪いんじゃなかった。子どもが小さくて、ただ夫婦共に余裕がなかったんですよね。今の我が家もそうです。
わたしも夫も、ふたりでいる時はお互い全く怒りません。お互いを尊重して、行動できる。
ただ、そこに2歳児ふたりが加わって、育児や家事が入り込んでくるととたんにキャパ超えして嫌な雰囲気になることがあります。

つまり、険悪の原因は「環境変化による負荷」と言うことですよね。

だが黄金期は近いぞ

ただ、0~2歳をぶつかりながらでも夫婦で共有することって、大事だなと思うんですよね。最近は育休を取得されるお父さんも多く、素敵なことだなと思います。我が家も産後クライシス終期を彷徨いつつも、双子の黄金期が近づいてるな…と感じています。

※黄金期とは
双子業界では有名な、双子が永久にふたりで遊び続けてくれるようになる素晴らしい時代。3歳以降訪れる。0~2歳児の双子親は、まずはここを目指して頑張る。

あの時の、友人の言葉、今なら本当にわかる。がんばりだけではどうにもならない、ただ子の成長を待つと言うフェーズ。あるある、あるよね…。

あの時、共感できなくてごめんなさい。
また少し、友人と子どもたちに育てられた気分。

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