【君が生まれたときのこと】

今日から息子の離乳食デビュー(予定。赤ちゃん育児はなんでも(予定)が付き物な気がする・・・)。普段は朝、ご飯を炊かない我が家ですが今日はご飯が炊ける良い香りがしています。

あっという間の5ヶ月だったなぁ・・・と思うと同時に、最近では「あれ?生まれたときの記憶が徐々に薄れてきているかも?」と感じることが増えてきました。

少し自分自身が動揺するような出来事もあったので、ココロを落ち着ける意味も込めて人生でもっとも嬉しかった「息子が生まれた日」をnoteに記録・メッセージとして残しておきたいと思います。

あれは4月下旬、緊急事態宣言まっ只中の東京都内で。

予定日の3日前、朝の妊婦検診では「お腹の子は3800gくらいあるかな?でもまだ生まれる気配がないねぇ」と言われてたね。

そんな日の夜、破水して一緒に入院したね。

パパも病院まで付き添ってくれたけど、コロナで立ち入りは出来なくて・・・ママは心細くてシクシク泣いてしまったね。

あのときは玄関で、「一緒に頑張ろうよ!」ってお腹をドンッて蹴っ飛ばしてくれて有り難う。


23時に病院に到着しても、まだ生まれる気配がないって言われちゃってドキドキ陣痛が来るのを待ってたよね。

ウトウト寝ていたら、1時半にママに激痛が走ったよ。すでに5分間隔で痛みがきてたけど、それでも「まだ生まれないよ」って助産師さんに言われたときはママ、ビックリしてたね。

深夜帯の陣痛室。助産師さんは忙しいからね、本当に2人きりで陣痛と向き合ったよね。

パパにも連絡したかったけど、痛すぎて携帯も触れなかったし、持参した飲み物すら手を伸ばせなかった。

でもなぜか弱虫なママだけど、ずっと「大丈夫だよ」って声を掛けることはできたんだ。

いつか読んだ本で、生まれてくるときはママ以上にお腹の子の方が苦しいって読んだことがあったから。

ママの声、きこえてたかな?


5:00になって、ついにお腹がどうしようもなく痛くなってナースコール。

あれよあれよと、5:30にうぶ声を聴かせてくれたね。

安産だったね、と周りからは声を掛けて貰えたけど・・ママは君が本当によく頑張ってくれたんだな、って感じていたよ。頑張ってくれて有り難う。

生まれてみたら3400gだった息子。

400gの誤差があったり、生まれる気配がないと言われていたけど翌日に生まれたり・・・出産は本当に人それぞれのエピソードがあるものなんだなぁ、と感じています。

その日の出来事は、人生で1番嬉しい思い出です。

残念ながらコロナで立ち会いも面会も出来なかった夫。

夫とも共有したい思い出だったけど、今では「私しか知らない息子との思い出」に思い出す度ほくそ笑んでいます(笑)

本当にありがとう。と息子に感謝の気持ちでいっぱいです。

そしてなによりも緊急事態宣言まっ只中、できる限りの感染対策をして出産に立ち会って下さった医療スタッフの皆さんや、病院に勤務されていた全ての職種の皆さん、陣痛タクシーの運転手さんに感謝してもしきれません。

本当に有り難うございました。言葉では表現できないくらい、感謝の気持ちでいっぱいです。

追伸
もちろん家でドキドキ待機してくれていたパパにも感謝してるよ!笑

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