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#127 ある時点での方向転換は必要だよね

今回の記事は、「ある時点での方向転換は必要だよね」というテーマについて考えてみたいと思います。ビジネスにおいて、事業転換を意味する「ピボット」。これが果たす役割は決して小さくありません。
#pivot

ピボットの意味と重要性


まず、「ピボット」の意味とは何でしょうか? 一般的に「ピボット」と聞くと、バスケットボールのイメージが浮かぶ方も多いかもしれません。ボールを持つプレーヤーが、片足を軸足としてもう一方の足を動かす基本的な技術です。しかしその概念は、ビジネスの世界にも適用されています。エリック・リース著の「リーン・スタートアップ」によれば、「ピボットとは、製品やビジネスモデル、成長のエンジンについて、根本的な仮説を新たに設定し、検証するための行動である」とされています。

ビジネスにおけるピボットの意味


ここで「ピボット」が持つ意味を考えてみたいと思います。この言葉はもともと「回転軸」といった意味ですが、最近ではアメリカのシリコンバレーなどのベンチャー企業で、「方向転換」「路線変更」といった意味で用いられています。なぜなら、新たに立ち上げた企業が当初の予想とは違う展開を辿ることは珍しくないからです。
#ベンチャー企業

成功事例:Airbnbのピボット


代表的な企業の事例をとして。まず挙げられるのは「Airbnb」です。当初、「Airbnb」はホテルを予約しづらい地域で、短期かつ簡易的な宿泊環境と朝食を提供するビジネスモデルでスタートしました。最初は登録者数も限られていましたが、ここから「多目的スペースの貸し借り」へと方向転換し、利用者が急増しました。この方向転換のアイデアは、ミュージシャンの要望から生まれたもので、ツアー中に自室を貸し出したいという声がきっかけで、彼らのニーズに応える形で事業を変えたのです。
#airbnb

若者の志向の変化


最近の動向を見ると興味深い変化が起きています。ソニー生命保険株式会社が、全国の中高生1000人(中学生200人、高校生800人)を対象に『中高生が思い描く将来についての意識調査2023』を実施しました。以前は、ユーチューバーが1位だったものの、今回の調査では8位に転落しています。その代わりに、男子高校生では「公務員」が1位に、女子高校生でも「看護師」が1位になっています。
#公務員

未来への鍵:柔軟な方向転換


これらの変化を考えると、若い世代の志向が変わってきていることが伺えます。昔よりも「今風」な職業だけでなく、現実的な選択肢にも目を向けるようになっているようです。これは、情報の普及や将来の不確実性を考えた結果かもしれません。安定性や将来性を重視する声が強まっているのかもしれません。
#柔軟性って大事だよね

まとめと問いかけ


ランキングをみていると、教育系の職業も中高生の間で一定の人気を保っていることも興味深いです。運転手や教師などは下位ではありますが、まだまだなくなることはないようです。これは、昔ながらの職業でも、新たな価値や可能性を見出すことができるからだと思います。こうした変化を見ると、ビジネスだけでなく個人のキャリアにおいても、「ピボット」の重要性が増していると言えるかもしれません。新しい時代の流れに合わせて、柔軟に方向転換を行うことで、未来の可能性が広がるのかもしれません。それが長い間飲食業を生業としている僕にも言えること。常に変化を受け入れ、柔軟に対応する姿勢を持ち続けることが、これからの不確実な世界で生きていくのに必要な事なのかもしれません。
最後に、皆さんにもひとつの問いかけをしてみたいと思います。今の自分のキャリアやビジネスにおいて、ある時点での方向転換は必要だと感じることはありませんか?その問いに対する答えが、未来をより良い方向へ導くヒントとなると思います。
#未来への鍵

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