#474 初心に戻る大切さ
たまには初心にかえってみる。
皆さんも考えたことはありますか?
僕は最近、自分の仕事に対してふと「何がきっかけでこの道に入ったんだろう」と振り返る瞬間がありました。忙しさや日々の業務に追われていると、目の前のことに集中しすぎてしまい、本来の目的を見失いがちです。でも、そんな時こそ、一度立ち止まって初心に戻ることが大事だと思うんです。
初心って、すごく純粋なエネルギーを持っていると思います。僕が飲食の仕事を始めたのも、「美味しいものを届けて、誰かの幸せな瞬間を作りたい」という単純でまっすぐな思いからでした。その頃は、知識も経験も少なかったけれど、その代わりに誰よりも熱意を持っていました。初心に戻ることで、その時の熱い気持ちや、目の前のお客様を喜ばせたいという純粋な情熱を再確認できるんですよね。
もちろん、経験を積むことで効率的に仕事ができるようになり、店の運営もうまくいくようになります。それはとても素晴らしいことですが、時にはその効率性が初心の純粋さを覆い隠してしまうこともあります。だからこそ、僕たちは定期的に初心を思い出すべきだと思うんです。
#初心にもどる
初心にかえって得られるもの
初心にかえることで、改めて「なぜこの仕事をしているのか」「何が本当に大事なのか」ということに気づける瞬間があります。その気づきは、僕たちにとって大きな力になるんです。たとえば、忙しい営業の中で、ふとした瞬間にお客様の笑顔を見ると「ああ、この笑顔のためにやっているんだな」と実感します。初心を忘れずにいると、その笑顔の価値がどれほど大きいか、改めて深く感じることができます。
また、初心に立ち返ることで、新たなアイディアが生まれることもあります。経験に頼りすぎてしまうと、どうしても固定観念に囚われてしまいますが、初心者の目線で物事を見ると、今まで見えていなかったものが見えてくることもあるんです。「もっとこうしたらお客様に喜んでもらえるのでは?」とか、「あの時の自分ならこんな風にチャレンジしたかもしれない」と、まるで新しい道が開けるような感覚です。
#なぜこの仕事を選んだのか
日常に初心を取り入れる
では、どうやって初心を思い出すかというと、僕の場合は「原点に立ち返る時間を意識的に作る」ことが大切だと思っています。例えば、新しい挑戦をするとき、あえて昔の自分が書いたノートやSNS投稿を見返したり、最初に働いたお店を訪れたりするんです。その頃の自分がどんな思いで取り組んでいたかを思い返すと、自然と初心が蘇ってきます。
そして、僕が一番大事にしているのは、今もなお成長し続ける気持ちを持つこと。初心者の頃は何も分からないからこそ、毎日が学びの連続でした。その気持ちを忘れないでいることで、どんなに経験を積んだとしても、謙虚さを失わず、常に学び続けることができます。
#日常に取り入れる
初心を思い出して生まれる温かさ
初心に戻ることで、仕事に対する情熱だけでなく、周りの人への感謝の気持ちも強くなります。忙しい日々の中でつい忘れてしまいがちですが、僕たちが日々の業務をこなせるのは、一緒に働く仲間やお客様の支えがあってこそです。初心に立ち返ると、そんな周りの人たちへの感謝の気持ちが自然と湧いてくるんですよね。
たまには初心にかえってみること。それは、過去を振り返るだけでなく、未来への大切な一歩を踏み出すためのエネルギーを得ることでもあります。初心に戻ることで、僕たちは仕事の意義を再確認し、新たな発見を得て、周りの人たちへの感謝の気持ちを深めることができます。
これからも、僕は時折初心に立ち返りながら、飲食の仕事を通じてたくさんの人に喜びを届けていきたいと思います。皆さんも、たまには初心にかえって、自分が大切にしているものを再確認してみてはいかがでしょうか。それが、きっと新しい道を切り開く力になるはずです。
#飲食