#85 打席に立たなければ結果は出ない
最近あった出来事なんですが、新人スタッフにある仕事をお願いしたところ、返ってきた答えに驚愕しました。
僕: 「A君、この仕事お願いしていい?」
A君: 「いや、自分には無理です」
僕: 「えっと。な、なんでかな?」
A君: 「自分、やったことがない仕事ですし、失敗して怒られるの嫌なんで、やめときます」
僕: 「あっ、そう。オッケー、わかったよ。」
その時の僕の気持ちはこうです。
(いや、まずやってみてからでも良くない?その前に、最初から失敗する前提で、何もやらないなんて絶対あり得ない。どうかしてるぜ!)
そもそもの話、結果なんて運次第のところもあるし、とりあえず結果を出すためには、まず行動に移ることが必要だと思います。打席に立たないことにはヒットも打てないので、少ないチャンスからヒットが生まれ、そこから少しずつ経験を積みながら成長することが重要であり、年齢を重ねても新たなチャレンジをしなければ、今後、価値を生み出すことが益々難しくなっていくような気がします。AI全盛の時代になり、ホワイトカラーに代表されるようなデスク上の単純作業や一部のクリエーターが担ってきた知的生産活動がゴッソリとAIに置き換わるようになり、価値を出せない人は今後仕事をしていく上で、厳しくなっていくと考えられます。だからこそ自ら考えて行動を起こし、チャンスをつかむことで、自身の能力を高めていき、結果を出すことができると思います。ただし、結果が出なかったり失敗したりすることもあります。しかし、それは挫折ではなく学びの機会と捉え、次に生かすことが大切です。打席に立つことで経験を積み、自己成長に繋げていき、最終的に結果を出すためには、積極的に行動し、チャンスをつかむことが重要です。どんな未来が待っていようとも、挑戦することで成長し、自分自身を高めることが必要だと思います。
#打席に立ち続ける
【大抵の人は大人になると勉強をしなくなる】
しかしながら、ただ打席に立つだけでは間違いなくヒットは打てないでしょう。たまにまぐれで当たる人もいますが、コンスタントにヒットを打ち続けるのは難しいでしょう。そもそも練習量が足りていなければヒットどころかボールをバットに当てるこ
とも難しいかもしれません。スポーツ選手は毎日トレーニングをしますが、私たちもスポーツ選手達のように日々の練習が必要です。練習方法としては以下のようなアプローチが必要かと思います。
#大人になっても勉強し続けることが大事
①目標の設定と計画
具体的な目標を設定し、達成するための計画を立てる。目標は明確で実現可能なものであり、スマートな目標設定(Specific, Measurable, Achievable, Relevant, Time-bound)を心掛けていく。計画を立てることで、具体的なステップや期限を設け、目標に向かって進めるようになります。
【SMART】
SMART(スマート)とは、目標設定の手法であり、以下の要素を持つ目標を立てることを指します。
* Specific(具体的): 目標は明確で具体的であるべき
* Measurable(計測可能): 目標の達成度合いを計測できるように設定する
* Achievable(達成可能): 目標は現実的で実現可能なものであるべき
* Relevant(関連性): 目標は自身の価値観や長期的な目標と関連しているべき
* Time-bound(期限付き): 目標には期限を設けるべき
②没頭力
成功するためには【没頭力】が欠かせません。自分が追求する目標に対して燃えるような意欲を持ち、努力を努力と思わないくらい情熱を惜しまずに取り組むことが重要です。困難や失敗に直面しても諦めず、継続的に続けることが必要です。【没頭力】と聞くと少し抽象的すぎるかもしれませんが、誰しもが子供時代に時間を忘れて遊んでいて、親に怒られた経験ってありますよね、それです。
③スキルや知識の習得
成功には必要なスキルや知識を習得することも重要です。自身の目標に関連する分野で学びを深め、必要なスキルを身につけましょう。書籍やオンラインコース、経験豊かな人々から学ぶなど、積極的に学習の機会を探してみると良いかもしれません。
今は情報がインターネット上に溢れています、学びたい分野の情報は探せばいくらでも検索できます。
ものすごく良い時代ですよね。
④ポジティブなマインドセット
ポジティブなマインドセットは重要な要素です。自信を持ち、困難に立ち向かう勇気を持ち、挫折や失敗を学びの機会と捉えることが大切です。ポジティブな思考を持ちながら、自分自身を信じ、前向きな姿勢で取り組むことで目標を見失なうことなく進んでいけます。
⑤行動と実践
計画や知識を持っていても、実際に行動に移さなければ成果は得られません。打席に立たずしてヒットを打つことはできません。自分の目標に向かって具体的な行動を起こしましょう。ヒットを打つためには、実際にバットを振り、練習を重ねる必要があります。同様に、自己成長のためには学んだ知識やスキルを実践し、日々の生活や仕事に活かしていくことが重要です。
⑥振り返りと改善
行動を起こした後は、必ず振り返りを行うようにします。自身の成果や進捗を振り返り、どのような結果が出たのかを客観的に評価します。成功した点や課題を見つけ出し、改善点を把握しましょう。この振り返りと改善のサイクルを繰り返すことで、より効果的な行動や戦略を見つけ出し、自己成長を促進させることができます。
自己成長は継続的なプロセスです。結果を出すのには相当な時間が必要だったり、挫折を経験することもあるかもしれませんが、それらを乗り越えることでより強く成長することができます。たくさんチャレンジし、まずは打席に立つ勇気を持ちましょう。そこから経験と自信が生まれ、自己の能力を高めることができるはずです。自己成長とは【旅】のようなものです。目的地に着くまでは忍耐力と毅然とした心を持ち続けることも大切です。困難に直面した際には、自身の目標や信念を思い出し、諦めずに努力を続けることで自分の限界を超えられます。最後に、自己成長の旅は一人で進む必要はありません。周囲の人々の協力やサポートを大切にし、他の人と情報や経験を共有し、助け合いながら成長していくことで、より良い結果が生み出されます。自己成長のためには行動を起こし、困難に立ち向かい、挫折を乗り越えることが求められます。しかし、その過程で得られる成果や充実感は計り知れません。自分自身の可能性を信じ、勇気を持って前に進んでください。自己成長の旅は決して簡単ではありませんが、その結果として得られる自己の成長と満足感は、一生の財産となるはずです。
#僕も旅の途中