#27 狭く深く
マーケティング用語に
【ペルソナ】という言葉がある、言葉の意味を調べてみた。
マーケティングに利用される場合は、実際にその人物が実在しているかのように、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイルなど、リアリティのある詳細な情報を設定していき、各企業のマーケターによるペルソナの深掘りにより、消費者の解像度を高くしていく事で、思考が画一的となり、個性が消えていく。要は、人間性の画一化が起きているという事だ。考え方の画一化、ファッションの画一化、趣味や嗜好の画一化、これらによって流行が決定される。そしてこれらは、メディアによる誘導がもたらしていることを、しっかり理解しなければいけない。
【マニア】という言葉
その言葉を聞いて、どう思うだろうか?
秋葉系の男子、オタク気質の眼鏡っ子
そんなイメージだろうか。
何かしらコレクションをしている人なんかも
【マニア】なんて呼ばれる、その言葉がしっくりくるような強者(曲者)が、この業界には存在する。
#プロより知識量が圧倒的
「こいつは、このテーマについて語らせたら、永遠に喋り続けるんだろうな」
という料理人、ソムリエ、唎酒師などなど、僕の周りには数多く存在している。彼等、彼女らは一種の【マニア】なのだろう
そして仕事を超えて、その仕事を愛している。
何が言いたいかというと
「結局、この人何やっている人なんだろう」
では全くダメで、必要なのは専門性のあるスペシャリストであり【何をやってきたか】ではなく【何ができるか】が重要であり、ただ経験年数が長い人はこの先求められなくなる。
#老害
ただ経験の長い人は、【技術】はあるが【技能】が無い場合が多い、前にもNoteで書いたが【技術】は人に教えられる物、つまり誰かが代わりに担える仕事であり、【技能】はその人にしか出来ない特別な仕事であり、他に代替する事ができない。
言い方は悪いが、一見パッとみただけでは普通の人なのに、いざ一緒に仕事をしてみると、まぁ惚れ惚れする程の仕事の丁寧さ
「あれ?この人、本物じゃん!疑ってゴメン!」
なんて事がたまにある。
#疑ってゴメンなさい
今の時代、各所で求められる人材は【ジェネラリスト】より【クリエイティブ・クラス】前者は何をやらせても完璧な【秀才】タイプ、一方後者は、良く言えば【天才】タイプ、言い方を変えるとすれば【変態】タイプになるだろう。まさにこの【マニア】が今、求められているのだろう。
#クリエイティブファースト
均質的な価値が意味を持たない時代
レッドオーシャンなどとも言われる、血で血を洗うような競争の激しい業界、なかなかのマッチョな業界なのは間違いないが、しかしクリエイティブな【マニア】な方々は、虎視眈々と次の時代を狙っている。
#ニッチな時代
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