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30-Days Song Challenge

記事のタイトルになっている#30DaysSongChallengeというハッシュタグが、2年ぐらい前にTwitterの企画で回っていて面白かったのでnoteにまとめてみました。他にも色々ありそうだけど、基本的には直感で思いつくままにTweetした曲たち。


Day1 曲名に色の名前がついた好きな曲

Purple Haze/The Jimi Hendrix Experience

ジミヘンの代表曲の一つで、イントロのリフが印象的。PurpleはLSDのことを指すらしいけど、それはともかくジミヘンは夏の暑い日にエアコンもかけずに大音量で聴くのがお作法(しらんけど)。


Day2 曲名に数字が入っている好きな曲

20th Century Boy/T. Rex

グラムロックのヒーロー、T. Rexの代表曲。TVとかでもよく使われているので誰もが一度は耳にしたことがあると思う名曲。浦沢直樹の漫画「20世紀少年」のタイトルは確かこの曲から来ていたと思う。


Day3 夏を思い出させる曲

Joint/RIP SLYME

2000年代最初の頃、夏によく聴いていた曲で、これを聴いているとなぜか海に行きたくなる。夏になると聴きたくなる曲ってあるよね。山下達郎とか、サーフ・コースターズとか、Sugar Rayとか、ジミヘンとか。僕の場合は、という話ですけども。


Day4 忘れたい人を思い出させる曲

End of the road/Boys II Men

エディ・マーフィーの映画「ブーメラン」で使われた曲。僕が通っていた学校では年に一度、ダンスパーティーがありまし(以下略)


Day5 大音量で聴きたくなる曲

Rhythm Nation/Janet Jackson

この曲のMVのダンスがめちゃくちゃカッコ良くて、さすがはマイケルの妹である。この曲が収録されているアルバム「Rythm Nation 1814」はジャネットがただのR&Bシンガーではないことを教えてくれる名盤の一つ。


Day6 踊りたくなる曲

Let's Groove/Earth, Wind & Fire

超有名曲。「September」と並ぶEarth, Wind & Fireの代表曲で、80年代ディスコの定番みたいな位置付け。


Day7 ドライブで聴きたい曲

If I can't change your mind/Sugar

80年代のハードコアパンクバンドの雄、ハスカー・ドゥのボブ・モウルドが解散後に結成したバンド、シュガーのアルバム「Copper Blue」に収録されている。モウルドのメロディセンスと疾走感が詰まった曲。パワー・ポップとかギター・ポップ好きの人におすすめ。


Day8 ドラッグかお酒について書かれている曲

Light My Fire/The Doors

サイケデリックというジャンルがあるぐらいドラッグに関する歌もたくさんある。これはDoorsの代表曲で、長いオルガンのソロが有名。TV出演の際にドラッグ体験についての歌詞を変える約束を破って普通に歌って問題になったのは映画「The Doors」(オリバー・ストーン監督、ヴァル・キルマー主演)にも収録されている有名なエピソード


Day9 幸せな気分になる曲

東京の合唱/Pizzicato Five

YOU THE ROCK☆と松崎しげるが参加している。「世の中のニュースは悪いことばかりで嫌になっちゃうけど、今日は二人で一緒に過ごす最高の午後さ」ピチカートの曲は基本的にハッピーに溢れていて好き。


Day10 悲しい気分になる曲

The Boy with the thorn in his side/The Smiths

イギリスのポストパンクのバンド、スミスの代表曲。邦題が「心に茨を持つ少年」ということでモリッシーらしい卑屈な世界感に溢れた曲。だけど特別悲しい気分にはならない。そもそも悲しい気分になるぐらいなら音楽は聴かないような気がする。


Day11 決して飽きることのない曲

Teenage Riot/Sonic Youth

オルタナティブロックの兄貴的存在のバンド、ソニック・ユースの代表曲。インディーズ時代の最後の(たしか)アルバム「Daydream Nation」に収録されている。決して飽きないと言いながらずっとこればかり聴いていたらたぶん飽きる。


Day12 プレティーン(9〜12歳)の頃の曲

Get Wild/TM Network

アニメ「シティーハンター」のオープニングで使われた曲。今考えるとこの曲がブレイクのきっかけだったのかな?ちょうど小学校高学年ぐらいの時に流行っていて、TMは当時男女問わず人気があった記憶。エンディングで使われた「Still Love Her」も名曲。


Day13 70年代の好きな曲

Life on Mars/David Bowie

数多くの名曲を世に送り出したデビッド・ボウイの中でも代表的な曲の一つ。アルバム「ハンキー・ドリー」に収録されている。フランク・シナトラの「My Way」と同じコード進行で作られた曲(らしい)。なおMy Wayのボウイによるバージョンはこちら


Day14 結婚式で流したい曲

In My Life/The Beatles

ビートルズ中期の名盤「ラバー・ソウル」(個人的にはビートルズの最高傑作だと思ってる)に収録されている曲。唐突に入ってくるハープシコード(?)のソロがとても好き。実際に結婚式で流した。


Day15 好きなカバー曲

Walk This Way/Aerosmith (RUN-D.M.C.)

ヒップホップの元祖によるエアロスミスのカバー曲。本家がゲスト出演しているMVも秀逸。


Day16 お気に入りの名曲

Under Pressure/Queen

デビッド・ボウイと一緒に作られた曲。クイーンのアルバム「Hot Space」に収録されている。ウェンブリーライブでのパフォーマンスはフレディ・マーキュリーの魅力を余すことなく伝えてくれるので一見の価値あり。


Day17 カラオケで誰かとデュエットしたくなる曲

未来予想図II/Dreams Come True

デュエット曲ではないけどこれしか思いつかなかった。


Day18 生まれ年の曲

God Save The Queen/Sex Pistols

イギリスのパンクバンド、セックス・ピストルズの代表曲。イギリス国歌と同じタイトルの曲で、中身は王室や国家に対する反逆の歌。当然ながらBBCでは放送禁止にされたらしい。


Day19 人生について考えさせられる曲

Stand Alone/久石譲(Sarah Brightman)

明治維新から日露戦争までを描いた司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」のNHKドラマ版のテーマ曲。考えさせられるのは曲ではなくドラマのほうだけど、曲もドラマに大変マッチしていて良かった(第一部のサラ・ブライトマンのバージョンが秀逸だけどネットにはなかなか転がっていないので残念)。


Day20 自分にとってたくさんの意味がある曲

God Save The Queen(大英帝国国歌)

自分が幼少期を過ごしたイギリスの国歌で、自分にとってはアイデンティティの一部と言っていいかもしれない。女王陛下、いつまでもお元気で。


Day21 曲名に人の名前がついている好きな曲

Sir Duke/Stevie Wonder

ジャズ界の巨匠・デューク・エリントンを追悼して作られたスティービー・ワンダーの名曲。アルバム「Songs in the Key of Life」に収録されている。これも超有名曲なのでよく耳にする。トランペットとサックスがふんだんに取り入れられていて楽しい曲。


Day22 前向きになれる曲

Sheena is a Punk Rocker/Ramones (少年ナイフ)

少年ナイフによるラモーンズのトリビュートアルバム「Osaka Ramones」に収録されている。少年ナイフの曲はどれを聴いても前向きになれる。


Day23 全人類が聴くべきだと思う曲

The Goldberg Variations/J.C.Bach (Glenn Gould)

僕は音楽なんて自分の聴きたいものを聴けばいいと思っているのでこのお題は難しいけれど、強いて言えばということで。カナダの伝説的なピアニスト、グールドの演奏によるゴルトベルク変奏曲。映画「羊たちの沈黙」でお馴染みのレクター博士も好んで聴いている。グールドのピアノは本当に素晴らしくて、クラシックなんだけどなんかロックなんだよなあ。


Day24 解散して欲しくなかったバンドの曲

Jordan: The Come Back/Prefab Sprout

プリファブ・スプラウトはイギリスのニュー・ウェイブシーンから登場したバンド。大好きだったので解散して欲しくなかった(正式に解散したとは聞いていない)。パディ・マクアルーンのソングライティングが本当に素晴らしくて、この曲が収録されている同名のアルバムはその才能が光る傑作。


Day25 早くに亡くなったアーティストの好きな曲

Smells Like Teen Spirit/Nirvana

フー・ファイターズのデイブ・グロールがドラムを叩いていたバンド、ニルヴァーナの代表曲。ジェネレーションXのアンセム的な扱いをされた。インディーズ志向が強くて「売れる」ことを嫌っていたフロントマンのカート・コバーンはこの曲というかアルバムというかが大成功したことで悩み、精神のバランスを崩していった(と言われている)。


Day26 恋をしたくなる曲

ベイビー・ポータブル・ロック/Pizzicato Five

ピチカート・ファイヴのシングル曲。恋をしたくなるというより、天気のいい春の日にお出かけしたくなるような、そんなアップテンポな曲。ピチカートの曲はどれもハッピーに満ち溢れているのだ。


Day27 胸が張り裂けるような気分になる曲

Mother/John Lennon/Plastic Ono Band

ビートルズ解散後のジョン・レノンの最初のアルバムのシングル曲。ジョンの幼少期の体験をもとにしていて、両親との決別を歌いながら、最後にmama don't go, daddy come homeと叫ぶのが悲痛な曲。


Day28 歌声が好きなアーティストの曲

Lost Boys Calling/Ennio Morricone (Filippa Giordano)

僕の好きな映画「海の上のピアニスト」のテーマ曲の、イタリアのソプラノ歌手、フィリッパ・ジョルダーノによるカバー。いわゆるクラシカル・クロスオーバーというジャンルの人なんだけど、オペラをルーツに持っていることもあってかとんでもない声量の持ち主。作曲は映画音楽の巨匠・モリコーネ。


Day29 子供の頃から覚えている曲

Yellow Submarine/The Beatles

ラバーソウルと比較されることの多い中期の名盤、「リボルヴァー」に収録されている。僕が子供の頃既に音楽の授業で歌われていたのだからビートルズは偉大である。


Day30 自分自身をあらわす曲

Across The Universe/The Beatles

ビートルズの実質的に最後のスタジオアルバム「Let It Be」に収録されている曲。「Nothing's gonna change my world (僕の世界は何者にも変えられない)」という歌詞が自分にはとても刺さって好き。


いかがでしたでしょうか。この企画とても面白かったので、違うバージョンのものがあればまたやってみたいと思います。

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