見出し画像

#6 ブライダルカメラマンとして過ごした 10年の出来事04

年始早々、お気に入りのイヤリングを無くし、
その落ち込んだ帰り、スピード違反で覆面パトカーに捕まり
罰金1万2000円を要求された、
香川県で写真撮ったり、映像作ったり
様々なプロダクトプロデューサーをしている
エンタメ写真家のwallyです。(←もう読める?
(泣いていいですか?

さて、涙をぬぐってお送りする4回目の続編。

前回はブライダルカメラマン全然関係ない記事でしたが
許してくれ。
(だってBBQ最高だから)

第一話↓↓↓(カメラマンに就職した時の課題)

第二話↓↓↓(適正なカメラマンの選び方)

第三話↓↓↓(BBQ最高)

第四話↓↓↓

ではどうぞ↓↓↓


第三話で書いた通り、
打倒、西くんの挑戦には失敗した僕だったが、
なんとか入社1年以内には、
『結婚式のスナップ写真を1人で撮れる』という
デビューに成功した。

(腕は完治

ちなみに、その優等生の西くんは、
名古屋にある、子供などを専門に撮影してる「ライフスタジオ」


の、店長か何かをしてるみたいだ。
(しばらく会ってないから知らんけど)

お父さんがここの会社を経営してて
未熟な息子の勉強のために修行で、
僕のいるスタジオに来てたみたいだ。

近くの人は行ってみてくれ!
カメラマンや店内のインテリアセンスが抜群にいい。
(スタジオ見学しに、片道6時間くらいかけて車で行ったぜ)

しかし、1人デビューしたからといって油断はできない。
今までも数々の失敗をした。

①大階段がある式場でスリップし、カメラ大破。

大破1分後にはフラワーセレモニーが始まったので
汗と動悸が止まらない。
(普段カメラ2台持ちなのでギリセーフ。
、、、セーフか?

②ピントが途中で合わなくなる。

カメラを使ってる人は分かると思うが、
レンズに「AF」「MF」を切り替えるスイッチがあり、
何かの拍子で『マニュアルでピント合わしますよー』
モードに変わってしまっていた。(CANONね
(これもカメラ2台持ちで生きながらえた

③誓いのキスを撮り逃す

新郎新婦様と打ち合わせの際、
「誓いのキスはシャッターチャンスなので
長めでお願いしますね」と
6億回くらい伝えたのに、
0,3秒触れるだけで終わってしまい、
連写でも追いつけなかった。
(あとでPhotoshopを使ってくっつけました

④納期の連絡がうまく伝わっておらず、クレームを受ける。

若かったので、許してくれ。

今まで3000組くらいのカップルを
撮影してきたから、
何か起こってても不思議じゃないよねと、
時間の経過とともにそう思う。

改めて、この10年くらいでブライダル業界の流れも
随分変わった。


昔は権威や実績のある写真スタジオが人気で、
「私に任せなさい、そなたたちを華麗なる技で美しく撮ってあげましょう」
と、撮る写真の表現は、カメラマンの方が優位な立場にあった。

しかし時代は変わり、
「映えスポットで撮りたい!」
「ドライフラワーで撮りたい!」
「ナチュラルメイクで撮りたい!」
「私服っぽいナチュラルなドレスで撮りたい!」
「おでこくっつくて撮りたい!」
「皆んなしてるから、ミンナシテルカラ、minnashiterukara、、、」


写真の表現は、お客さん本意に移り変わっていった。

しかしだ、
お前たちに自己意識というものはないのか?

生花に触れたことあるのか?』
『メイクアーティストにメイクされたことあるのか?』
『豪華な衣装に身を纏ったことあるのか?』
『おでこは家でくっつけてろ!!o(`ω´ )o』


口がすぐ悪くなるのは定例行事だと思ってくれ。

でも本物に触れたことないに人達が、
何がいいのか?を考えず、時流に流されて
写真を残していたことは事実だろう。

そんな方々が口を揃えていう言葉、
「お金をかけずに幸せな瞬間を残したい」

まぁ、それは分かる。
使わなくていいお金や、節約できるとこは
して行くべきだと思う。

しかしだ、

『週末居酒屋に飲みに行ってるだろう?』

おうちで飲んでる??水飲んでろ!!

『休日はカフェでランチをし、
毎月決まったかのようにお洋服を買ってるだろ?』


「それ、いつでもできるだろ?」

「5年後、10年後もできるだろう??」

ブライダル写真は幾多の困難を乗り越え、
30億分の1ずつの確率で出会った
2人に与えられる神聖な瞬間なのだ。

その瞬間に、その瞬間に
今しかできない事にお金を使わなくて


いつ使うの??

【今でしょう!!!!】
(林修先生。

栄光時代の思い出を永遠に話す
おじいちゃんカメラマン、

新入社員クリーミーカメラマンの
映え以外意味をなさない写真スキル。

本当に「選ぶ力」を問われる時代に
皆さんはどう選んで、どう生きていきますか?
(最後ブライダル関係ない締め方のような)

-続く-

photographer wally
Instagram : https://www.instagram.com/wally_k_clown

It's never too late to start.


いいなと思ったら応援しよう!