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#8 ブライダルカメラマンとして過ごした 10年の出来事06

子供の記念写真に、最近では『ハーフバースデー』
『二分の一成人式』『ニューボーン』という言葉が
近年生まれたが、
最近では子供のお食い始め的立ち位置に、
『スマッシュケーキ』という行事があることを知った。
(ケーキを握りつぶしながら食べる行事だとか

香川県で写真撮ったり、映像作ったり
様々なプロダクトプロデューサーをしている
エンタメ写真家のwallyです。
(人生スマッシュしていこうぜ

さて、本日も続きを記載していきますので、
フラダンスばかり踊ってないで
ご覧ください。

一話〜五話↓↓↓

六話↓↓↓

『慣れ』とは恐ろしいもので、
日々の往復4時間の長距離移動にも慣れてきた。

そんな時期、実際徳島県で働いて驚いたことがあった。

①地元に記念写真を撮るという文化が根付いてる。

SNSに写真をあげる前提でしか撮らない昨今、
徳島県では日常的に家族が正装をして
写真スタジオに足を運んでくる
という文化があった。

写真に関しての目利きも鋭く、
撮った後の写真選びに立ち会った時も、
「あらっ綺麗に撮れてるわねー、
あなた、センスあるはー、またお会いしたいわね( ´∀`)」

と叔母さまに言われた時は、
いろんな意味でビクビクしたのを
今でも覚えている。

②前撮り発祥の地

ブライダル関連ではもう
当たり前になってきている、
結婚式とは別日に、
色んなドレスなどの衣装を着て
写真撮りをする行事を『前撮り』という。
これは徳島県発祥の文化なのだ。

そして社長曰く、
「前撮りで、ロケーション撮影に行くことを
考案したのは俺だ。」

と言っていた、これは本当の話。

昔は天候、気温に左右されることなく、
そしてドレスを汚さず撮れることから
写真スタジオの室内だけで
撮ることが主流で、
屋外で撮るなんてタブーと
されてた時代があった。


しかし社長は、「これからはロケーションだ!!」

と、周りのブーイングを受けながらも
イベントを企画し、見事!!
お客様には大人気になったという。

前撮りのために北海道、沖縄、海外なんて
頻繁に行ってたそうだ。

どんな時代も、
先駆ける人にはアンチはつきもの。
(ボソッ

③社長の息子クリエイティブ過ぎる。

社長の息子が後継を担うと言うのは、
よくある話。
皆んな社長の息子さんのことを
「専務」と呼んでいた。

僕はこの人の横に常にいて修行をしていたのだ。
そんな専務の経歴は、

【Brooks Institute of photography】 卒業。
 (アメリカの写真学校行ってますやん

【foton】で勤める
 (東京にある、コマーシャルフォト&レタッチなどを
 手がける会社。
 (当時、浜崎あゆみなど大物アーティストの
 CDなどの撮影やレタッチなどもしてたらしい。

サラブレッドですやん。
僕とスタート位置違いすぎますやん。
英語喋れるとかメチャいいですやん。
全然違う生い立ちの中出会った「専務」

そんな「専務」の隣で
クリエイティブを学ぶことは、
実は楽しかったのだ。


勤務地は徳島県に移ったものの
撮影する結婚式場は、四国4県色んな場所を行ってきた。

今まで、3000組以上の結婚式を撮影をして思ったことは、

「みんな求めるものは大体同じ」

という事。

2014年、沢尻エリカが百合の花をつけて
式を挙げたニュースが飛び交うと、
見る人見る人、皆んな装いがエリカ様。
口調の優しいフワフワしたエリカ様から、
(カワイイ
❤️

値切り交渉が激しいエリカ様まで。
(二度と来んな
👎

この時期は着物を着るお客様も非常に多かった。

数年後ナチュラルメイクやナチュラルドレス、
ドライフラワーが爆発的に流行った。
僕は彼女らを、
「ナチュラルネイチャーガール」と呼んだ。

右を向いても左を向いても、
ナチュラルネイチャーガール。
マック食いながら
ナチュラルとか言ってんじゃねぇ!!
(↑心の声

、、、とは全然微塵も思うわけもなく、
いや、ホント、滅相もございません。
僕は仏のような優しい笑顔で彼女らを見送った。

某雑誌◯クシィーのマーケティング戦略に左右されて、
(※セクシィーではありません
 いやらしい本ではありません

ブライダル業界は色んな角度に流れていった。
お客様によくした質問がある、
「何か披露宴で変わった催しとかされますか??」

「んー変わったが分からないから、
もう普通、、ですねー」


そうか、

雑誌を見ても、
自分が結婚式に参列で参加しても、
皆んな同じことしかしてないから、
「変わった結婚式」が分からないんだなと。

「普通」や「変わってる」
必ずしも美徳ではないけど、
【あなたらしい】は欲しいなと思う。

だって、

世界でたった1人しかいない同志の
誓いの日なのだから。

photographer wally
Instagram : https://www.instagram.com/wally_k_clown

It's never too late to start.


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