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#5 ブライダルカメラマンとして過ごした10年の出来事03

お正月、実家から
『あんた好きやろ』と渡された餅。

まぁ家族ながら、僕があん餅好きなの知ってるとは、
だてに長年家族してないな。と思いながら、
家で食うため焼いてみたら、、、

[全部白餅だった恨み]俺は忘れない。
(香川といえば、あん餅だろ!俺、白餅好きって言った覚えないぞ)

こんばんは!
香川県で写真撮ったり、映像作ったり
様々なプロダクトプロデューサーをしている
エンタメ写真家のwallyです。(←ウォーリーと読む
(まさかのまた続編

さて本日も、続編シリーズです。
分からないながらも『マガジン設定』したので
そちらからもお読みいただけます。

第一話↓↓↓

第二話↓↓↓

第三話↓↓↓

どうぞ↓↓↓

それは夏の出来事でした。

刻一刻と針が進む。
仕事が終業する10分前、
今日は大事な約束がある日だった。

終業と同時に「お疲れ様でした!」と会社を後にする。
今日は大事な大事な「BBQ開催日」だった。

こぼれそうなよだれを抑えながら
集合場所へ向かう。

友達というか、服屋さんで知り合った変な人たち
10名ほどと行う「BBQ」は初めてだった。

着くとチラホラメンバーも揃っており、
早速準備を始める。

肉を焼き、野菜も用意するが、肉を焼き、
野菜も焼くが肉を食う。

そう、それこそが「BBQ」

いい感じにお腹が膨れるにつれ、
各々自由な時間を過ごしだしていた。

ギターを持ってきて歌う人、
それに合わせてリズムをとり、踊る人
肉を食う人←(僕ですね

そんな中、「バトミントンしよう!」
となった。

普段しないスポーツも、
こういう時はなぜか盛り上がる。
必死にスポーツ出来そうな雰囲気を出すが、
うまくラケットがシャトルに当たらない。

ふと、誰かがポーンと打ったシャトルが、
公園の自転車置き場の屋根に登ってしまった。
どうしようと言う雰囲気が漂う中、

偽マッチョの僕が、「お任せあれ」と、
プニョプニョの上腕二頭筋をフルに活性化させ、
自転車置き場の屋根の鉄筋を掴むため、

大きく、大きくジャンプした。(50㎝くらい

懸垂のごとく、力を入れ、登り始めたその時、

「ツルッ」

「あっ、」


汗と肉の脂でギトギトしてたせいか、
握った手が滑り、そのまま背中から
落ちてしまった。

と、その拍子に受け身を取ろうと

手を伸ばしたせいで、

「ぐぁっ」

右手に激痛が走る。

汗が止まらない。

周りにいた人たちも心配そうに駆け寄ってくる。
「大丈夫?」
「たぶん大丈夫です!」

しかし汗が止まらない、顔色も悪くなる一方。

「病院へ行こう」
そうして深夜2時に夜間の病院へ行くことになった。

「ヒビ入ってますねー」

という言葉と同時に、汗と脂まみれの腕に
グルグルとギプスが巻かれることになった。
せめてキレイに拭いてから、、と心で思った。

翌日、

「おはようございますー」
会社に何事もなかったことのように出勤したが、
会社の上司から、「その腕、、、どしたん?」

「まぁーヒビ入った感じですね(´∀`*)テヘペロ」

案の定怒られ、完治するまでの2ヶ月間、
カメラを持つことができないハメになった。
こうして、妥当西くんへの挑戦は幕を閉じた。

-続く-

photographer wally
Instagram : https://www.instagram.com/wally_k_clown

It's never too late to start.


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