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#13 初めての海外一人旅 02

たまたまラジオ番組のゲストに呼ばれて
ラジオ局に行くと、
聞いた事のあるパーソナリティーの声が、、、

その声は、、、
『〇〇の番組されてましたよね!!』
とテンションが上がって声をかけてしまった

香川県で写真撮ったり、映像作ったり
様々なプロダクトプロデューサーをしている
エンタメ写真家のwallyです。
(ラジオ好きです

『初めての海外編』も2話目に突入しました。

ご覧ください↓↓↓

【Picture OK?】



フランスに行く前日に、
家族への報告も順調に終わったところで、

いよいよ明日はフランスだ。

地元香川県から関西空港へ行き、
そこから台湾やら知らない空港を経由して行った。

フランス行った事ある人は分かると思うが、、、

『メッチャ遠い』

何回機内飯食べただろうか、、、
台湾航空の機内でもらったビールが、
不味かったことは未だに覚えている。

しかしながら長いフライトを終えて、
ようやく到着した。

そう、僕は『フランス』に着いたのだ。

当たり前だが、周りには外人しかいない。
お目当ての、僕の参加している
ツアーのガイドさんも無事見つけた。

ぽっちゃり愛嬌のありそうな女性だ。

そしてこれから1週間、
移動を共にするツアー参加者の人たちもそこにいた。
老夫婦、家族、友人同士
この世の老若男女を綺麗に揃えたかのような
メンバーがそこにいた。

どうやら1人で来てるのは『僕だけ』みたいだ。

今回のツアースケジュールを確認する。
1番の目的「モン・サン・ミシェル」に行けるのは
どうやら旅の後半らしい。。。

しかし期待感しかなかった。
そう、今の僕を遮るものは何もないのだから。

そこから各地、観光スポットに着くたびに
色んな街を散策した。

移動中のバス
グループ移動


街並み
でかい何か
聖堂
初めて本格的なミサを聞いた。


キャンドルとシャンデリアがまたいい


くそっ、、、なんて事だ、、、

どこを撮っても画になってしまう。
美しい、、、

右を見ても、左を見ても、
上、下、、、、
こんなにも素晴らしい場所が、
同じ地球にあったのかと感動した。
(地球に生まれてよかったーーー※山本高広

途中、ガイドさんが教えてくれた必殺技がある。

もし現地の人を撮る時は、
「Picture OK?」と聞くと、
気さくなフランス人は、
大体カメラに応えて写ってくれるらしい。

ホォー、、、
その技、ぜひ使わさせてもらう事にした。

そっち系ですか?
パンツ丸見えですまん
右の人が笑ってる理由は、僕が持ってたアイスが落ちたから
なんて表情だ

仕事中の男性コンビ、
パンツ丸見えの少女
アイス売ってる店員さん、
レストランの店員さん、
女子供関係なく声をかけた。

ガイドさんの言う通り、
皆んな気さくに写ってくれた。

そして撮った後、
『良い感じに撮れてるか?
見せてくれよ!』

みないなことを言ってカメラのモニターを覗き、
グッドポーズももらった。

そういえば、今でも、、、
心残りが1つある。

左のお兄さんにメモもらった


「その撮ってくれた写真、このアドレスに送ってよ」
アイス売ってる兄ちゃんに言われたので、

「帰国したら送るぜ!」と言ったものの、

メモを開くと、

字が汚すぎて何書いてるか分からなかった。

つまり未だに送れてません。

あの時のお兄さん、お元気ですか?

僕は元気です。

【迷子】



旅の大半はツアーガイドさんに、
「この時間までにホテルに帰ってきてね、
集まり次第、皆んなで食事を取ります」


この時間規則を守れば、
その街々では自由行動できた。

相変わらず一人でどこまでも行く。
地図は見ても分からないので勘で進むのみ。

シルエットがいい
海外って感じのテキスタイル
10年前の自分の足。(ドクターマーチン)


日も暮れ、集合時間もそろそろなので
戻ろうと思った時、
あることに気づいた。

「ココハドコダ」

いかん、このままでは完全に遅刻してしまう、
そしてここはどこだ。

初めて地図を開いた。
そして理解した。
何も分からん。
(究極の地理音痴

しかしまだ光はあった。
そこは城壁に囲まれた街で、
僕は覚えていたのだ。
東西南北どれかの門の近くに
ホテルがある事を。

そうだ、とりあえず片っ端見ていくと、
いつか到着できるのだ。

希望が湧いた。

北、、、、違う
東、、、、、、違う
南、、、、、、、、違う、、、

結局最後に選択した門が正解だった。
想像以上に街は広く、
歩きすぎて疲れ切っていた。
喉も渇いたし、お腹も空いていた。

日も沈み、約束の時間に大幅に遅れていが
無事ホテルに到着することができたのだ。

怒られるかなーと思い、ホテルに入ろうとすると
ガイドさんが心配してホテルの外で待っていてくれた。

「よかった〜心配してましたよー
さぁ、食事にしましょう!
皆んなも待ってますよ!!」

ホテルの中に入るとツアーメンバー
が食事真っ最中だった。

ふと、一人が声をかけてきた。
『どこ行ってたの?心配したよー』
と言う温かい声が。

『いやー迷子になってて、、、』

『無事帰って来れてよかったなー』など
温かい言葉と食事が僕を迎えてくれた。

迷子になったおかげで色んな人が
話しかけてきてくれた。

『どこ行ってたの?』『何してる人?』
『一人で参加したの?』


実はこんなことがあって、、、
地元は香川県で、、、
カメラマンしてて、、、

1人でカメラを持ち歩く迷子の青年が、
1人じゃなくなる瞬間だった。


続く。

photographer wally
Instagram : https://www.instagram.com/wally_k_clown

It's never too late to start.


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