なあ柳蓮二、立海大付属が優勝する確率は何%だったんだよ
こんにちは、ラブ原理主義者です。みなさん、愛してますか?とりあえず殴るのはやめてください 冷たい水をください できれば愛してください 絶対愛せよ!!殺さないで。
今回は愛漫画ことテニスの王子様ことテニプリこと超次元バカテニス漫画の話になります。いやー!!!殴らないで リクエストきたんです、本当です…さっきからなんか暴力的な人がずっといるな。なんなんだ?
ボビーだった
しかも荒稼ぎをしているらしい………嫌(や)ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
取り直そうかな、気(き)
私がテニプリで好きなキャラは4人(主人公と同じ中学の海堂薫、ライバル校の仁王雅治、柳蓮二、切原赤也)ほどいるのですけどそのうちのひとり 柳蓮二に絞って解説(自己満文章書き連ねさせていただきますの間違いでわ?)します 逃げるなら今のうちだぞ
テニスの王子様の物語は大きくわけると校内戦、地区大会、都大会、関東大会、全国大会とあって、柳の立海大付属中は関東・全国の決勝に登場するのですが、負けます(非情)王者なのに、二連覇中なのに。主人公の青春学園略して青学(せいがく)に関東も全国も負けます。嘘だろ。いや、物語の流れ的には自然なのですが。
意外とチョイ役なのかな?という感じがしたかもしれませんが、二連覇中の名門立海大附属中で一年生からレギュラー入り(要するに柳たちが入学してから優勝しっぱなし)で、同じく一年からレギュラー入りしている現部長の幸村精市と副部長の真田弦一郎(すっかり慣れてるがふざけた名前だ)の2人と共に三強(ビッグスリー)の異名で呼ばれている、まあまあの強キャラとして登場します。実力的には三番手ですが、その上青学(主人公の学校ね)に幼馴染がおりその幼馴染とシングルスで対戦をし、さらに全国では後述の活躍(というか横暴)をする切原赤也とダブルスを組むなど、見せ場が多めでもあります。あと常に目を閉じてる(眩しいから)で身長181cmで立海大最大、得意なことはデータテニスで何かにつけ確率を出したがるのに文系など、盛り盛りの設定ですね。しかしこれほど設定を盛っても目立たないのがテニプリの恐ろしいところでもある。だって心を閉ざせるやつとかスケスケにできるやつとか分身できるやつとかコートに風起こせるやつとかいるんだもん…怖いよ 中学生
余談ですが乾と柳は対照的にデザインされていますね。ジャージの長袖長ズボンが逆だし髪の毛もストレートとツンツンで…作者すごい
これが後述の辛さを倍増させるのですが。ゲロ吐いちゃお♬
しかし咬ませ犬感がめちゃくちゃ強い運用をされたりしています。作者こわ 関東大会の幼馴染乾貞治との対戦では、乾は全国の少し前までレギュラー落ちしていた実力にも関わらず、小学生時代の試合の続きの状況まで持ち込まれ、同じくデータテニスをしていた(実は柳が乾に教えたが)乾がデータを捨て、
(捨てなくても…と思う)圧倒的リードから逆転負けします。
こんなことを、言っていたのにね。
まあこの試合は柳が負けるだろうとしっかり予測つきましたし(この試合までで立海が二連勝しているので柳が勝つと立海が優勝してしまう)、デュースにまで持ち込まれていたのでなかなか白熱した展開ではあったのですが…三番手弱ないか?そうなんです。
一番手部長の幸村精市の異名は神の子。相手の五感を奪うことできるというバカみてぇなチート能力持ちで、二番手の真田弦一郎も皇帝の異名と風林火(陰)山(雷)という技を持ち、全国大会では青学部長の手塚(プロに一番近い男)と互角に渡り合います そんで三番手の柳がいくら動揺を差し引いたとしても青学のビリ番手に負けるか?おい!!!三番やぞ!?立海二連覇の立役者を…お前。お前。お前。という感じでね なんか…かわいそう。めちゃくちゃ まあこの試合は 乾に何も言わず引っ越した柳の後ろめたさを完全に消す という点でいい話だけど。
関東大会ではそんな感じで敗北を喫した柳ですが、全国大会では後輩・切原赤也とダブルスを組むことになります。ここで!!なんと!!!!
対戦相手は同じく後輩の海堂薫と組んだ乾です。おい。いい加減乾はやめろよ。私怨がすごい。こんなん絶対乾負けるじゃん………その通りすぎました 乾は全国大会で頑張って開発したウォーターフォールというサーブを武器にしますが、柳に完全にデータを取られており、全部返されます。柳すご…ムキになってんじゃん。落ち着けよ
しかも乾は完全に落ち込んでポンコツに。しかしそんだけではクソつまらんので海堂が新技のトルネードスネークやジャイロレーザーで迎え撃ち、若干取り戻しますが、ここで!!!!!!!!!
切原が!!!!!!!!!!!!
悪魔になります。
うそだろ 悪魔になっちゃったわ (この試合の前に名古屋のリリアデント・クラウザーという外人もボコボコにされています かわいそう)
悪魔化した切原は弱めの乾を狙い、体にボール当てまくってボコボコにします。やばいだろ。中学生がよ
怖いとかいう次元じゃないもう マジで
そして二人は棄権勝ち!
おめでとう!!となるかよ。バカか?
しかし事件が起きます。
なんと
海堂(乾のペアの二年ね)が
悪魔になっちゃった~!
ふざけるなよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!…取り乱してしまいましたが…どうなってるんだ。先輩をぼこぼこにされて完全ブチ切れした海堂は悪魔化し、仇を討つべく立ち上がりますが、ここで乾が止めます。
あ
あ~あ
これだめでしょ
さらに悪いことに、悪魔化は体に悪影響を及ぼすと新テニスの王子様で明らかにされています。
うっわ
これは…
要するに、柳は(というか立海サイドはなんだが)後輩の体への影響を顧みず勝ちに行ったということで、乾は後輩の体を優先したという構図が浮き彫りになってしまいました。うわ… これは…
ちょっと
辛ないか?
ここから淡々と発狂するだけになりました!!!!!
さようなら。
柳蓮二はデータキャラ、優等生で成績も優秀として描かれているわけで、つまり彼は悪魔化のリスクも理解し、そのうえで優勝を優先した(これに関しては立海は三連覇に燃える冷血ヒール校なのでね)わけで、しかし幼馴染の乾は後輩を優先した 柳にも多少の葛藤はあったと考えると(さらにミュージカルでは柳が切原を心配するそぶりを見せている)(←これが一番つらい 辛すぎて吐きそうになるマジで)柳蓮二のほうが優れているように見えて(実質実力は上だろうが)乾の人間性、青学のチャレンジャーという立場などの要素が絡み合って対照的な姿を生み出しているさま
これは
どんな気分だっただろう?勝利に狂って 合意とはいえ後輩の体を壊してまで勝利を掴み取って そんで目の前で幼馴染が後輩を心配して、勝利よりも後輩の未来を優先した姿を見せつけられて 吐いた言葉 吐けた言葉は
気分が悪くなるほど苦しい あまりにも汚れたドラマがそこにあって、馬鹿ではない彼の心のうち、凄惨すぎないだろうか?怖…作者、どうかしてるだろ…まだ中3やぞ おい もうかわいそうすぎてシジュウカラになりました、私は貝になりたい。愛にできることはまだあるかい?しぬほどあるよ。
しかし私はひどい人間なので彼の計り知れないセンチメンタルをすり切りいっぱい、摂取して感傷している。あー、汚れた人間、全く、バーチャル人間のバーチャル傷を舐めてラブを得てるんじゃないよ、でも作品って割とそうじゃないですか?怖いね 今日は怖い話なのか?まあ架空の中学生の架空の大会でこんだけ文字が書けるんだから怖い話ですよね
はあ
柳蓮二のセリフに、「立海大付属が優勝する確率、100パーセントだ」というものがあるが、このセリフ、意味深だと思う。頭の切れる彼が絶対的に100%と言い切れるものなどないとわかっていながらこの言葉を口にしたのはきっと仲間を鼓舞するためだろう きっと本当の確率は、たとえそれが限りなく100%に近けれど100%ではないはずだ。仲間を元気づけるために、彼が飲み込んだのは?
なあ柳蓮二、立海大が優勝する確率は本当は何%だったんだ?君が飲み込んだ言葉が、君の中で毒にならないことを祈っています。
おわり
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