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【WALKMEN編曲部】X'mas特別企画🎄ジングルベルをみんなでアレンジしてみよう!

メリークリスマス!
こんにちは、WALKMEN編曲部です!

私たちWALKMEN編曲部は、普段バンドや全体曲などで編曲を担当しているサークル員を中心としたLINEグループで、普段は自由にアレンジの相談をしたり、音楽についての議論をしたりしてます。

今回は、初めての試みとして
「みんなで同じ曲を編曲してみよう企画」
をやってみました。(特別な名前は無いです)
ちょうど今日12月25日はクリスマスなので、
課題曲として、みなさんご存知の『ジングルベル』を編曲してみました!

ルール


① サビまたはAメロ+サビを自由にアレンジする
② イントロやアウトロをつけてもOK
③ 編成はアカペラであれば何でもOK
④ リズムやコード、メロディのアレンジもOK
⑤ 歌詞はジングルベルならなんでもOK

つまり何でもOKってことです!笑
アレンジャーそれぞれの個性の見せ所ですね。
今回は参加メンバー5人からアレンジについてコメントをもらいました。
アレンジャーが普段どんな事を考えているかが伝わっていれば嬉しいです!

では早速、作品をご覧ください!

No.1 arranged by 土岐周平(15期)

初心者ながらパッと思いついたコードとアレンジで編曲してみました。
テンポは80と若干遅め?に設定して原曲の跳ねる感じよりもハモリを重視しようとしてます。
字ハモ→裏拍といったようにリズムを変えて飽きないようにしています。
サビ2回し目は何かしらの変化が欲しくて、脳死の転調を16分休符からキメていますがこのコードならむしろ転調しないままの方がしっくりくるのか?と思いつつ、でもやっぱり転調しとこ、みたいな流れでしてます。その後は字ハモ中心、あまり刻まないながらも全体の雰囲気を意識して最後まで、といったところです。


参加メンバーの中では1番アレンジ歴が短いですが、とっても素敵なコード使いで綺麗ですね!
後半の半音転調にドキッとさせられました。

No.2 arranged by 岡田侑弥(14期)

今回は折角の各アレンジャーの個性をみる企画ということでしたので,僕の個性であるジャズ,特にアカペラ界隈ではあまり触れられることが少なく普段書けないジャズフュージョンを意識した楽譜を書いてみました!
アカペラのジャズアレンジっていうと専ら70年以上前のスイングジャズっぽい楽譜ですが、現代的なジャズっぽい楽譜をやったらどうなるのかなという試みです
非常に難解な音楽になっていますが,パーカスとコーラスの異なったリズム感,独特なテンションコードイントロの崩れた調性感などに注目して聞いてみてください。


普段あんま馴染みがない和音やリズムがおしゃれですね面白いですね!
某J氏へのリスペクトを感じます。笑


No.3 arranged by 高橋雄大(12期)

混声4声アカペラ(女・女・女or男・男)を想定してます。イメージは正統派?北欧系?4声って感じです。静かな雪の降る夜の森に響き渡る鈴の音をイメージして作りました。
(こないだラヤトンのコンサートに行ったのでそのせいです。)
完全4度の響きでコード感を曖昧にして、
(最近かくたあおいさんの楽譜にハマってるのでそのせいです。)
浮遊感というか、神聖な感じというか、そういうのを出してます。


ちょっと長いですが、コードに関係なく同じ音をずっと鳴らしているので、譜面を作るのも音を取るのも簡単なのがポイントですね。


No.4 arranged by 桜井洋佑(15期)

バラード風で最後バーバーショップを目指しました。
ど頭は完全にsuisaiさんの『みなと』リスペクトです。5小節目ドミナントじゃつまらんなと思って、ゆゆうたのイキスギコード入れたんですけど微妙でした。最後は大好きなⅥ♭→Ⅶ♭→Ⅰadd9でロングトーンしながら終止です。
積みはシンプルなんですけど特に最後の終止は鳴るように意識しました。


バラードの引き出しが多くて羨ましいです。笑
簡単な和音を使う所と、複雑な和音を使う所の緩急が素敵ですね!

No.5 arranged by 高橋達也(14期)

最初ラテン系を作ろうとして上手くいかなかったので、そのままシャッフルにしてコードも変えて作りました。つまりテーマはありません笑
曲調がユーミンに似てる気がしますが、意図してません。
(Ⅴ7→Ⅰやスケールを変えたⅤm7→Ⅰ多用してるから?)
この譜面に限らず、コードに迷った時は基本的に、dim7→スケール変更と、ツーファイブワンベースの半音進行のどれかを使ってます!もっとバリエーション増やしたいです笑
ペンタ編成初めて取り組みましたが、字ハモが非常に作りやすい、、

締め切り当日に軽いノリで誘った所、わずか数十分で作ってくれました。

ベーシストの本領を発揮した軽快なベースラインがきんもちいですね。


まとめ


みなさんのお気に入りのアレンジはありましたか?
同じ曲でも、人によって全く違うのがアレンジの面白さですね!
曲のテンポキーリズム和音字ハモの積み方コーラスのシラブルなどなど...いろんなところにアレンジャーの個性が光ってます。

WALKMEN編曲部には、アレンジをしていない人も含めて現在37人のメンバーがいます。

入退室は自由なので、興味があるサークル員はぜひメンバーに声をかけてください!

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