【吉澤匠】お年玉を使いつくせ!マイク紹介
皆さん明けまして御目出度う御座います!12期の吉澤です。今年も皆さんが楽しいアカペラライフを送れるよう願っております。
さてさて、お正月といえば皆さんお年玉貰いましたか?
今日の記事はお年玉で懐が潤った皆さんに向けて、マイクの紹介をしたいと思います。なんとなくマイマイク欲しいけど何買えばいいのか分からない!といった人はこの機会に参考にして買っていただけたらなと思います(業者と提携しているわけではないです)。お年玉が貰えるのは高校生まで系の方は指をくわえて眺めていてください。
1.そもそもマイクを買う意味ってあるの?
早速マイク紹介、、、の前に1つ。そもそもアカペラをするにあたってマイクを買う必要ってあるのでしょうか。マイク自体はスタジオやライブハウスには置いてありますし、WALKMENでも備品として管理されています。ぶっちゃけそんな環境の中でマイクを買う必要があるかというと…
無いです!
ということで今回のnoteは終わりです!また次回お会いしましょう〜。
というわけにもいかないのでもう少し話を続けたいと思います。
しかし実際の話、サークルで楽しむだけならわざわざマイクを買う必要はないと思っています。最低限の設備はどこでも用意してありますし。ただ今使っているマイクに限界を感じている、もっとこういう音質を出したいのに、、、といった人は是非一度マイク購入を検討してみてください。今回はそういった人向けの記事になります。
ただ、コーラスを主に担当している人がマイマイクを持つことはお勧めできないです。マイクを変えるということはスピーカーから出る音質が変わるということです。コーラスの1人が違うマイクを使うと折角周りと合わせて練習したコーラスがブレてしまいます。そのためコーラスの人が決して安くはないマイクをわざわざ買う意味は薄いと言えるでしょう。
反面ボーカル、ベース、ボイパはある程度独立しているパートなのでマイマイクを持って理想の音質を求めてもいいのかなと思います(さっきから思います使いすぎてるんご)。
2.予備知識
それではいよいよ紹介、、、と行きたいところですがもう少し。今回マイク紹介をするにあたって、普段聞き馴染みのない言葉が出てくるので先に解説しておきます。
・ダイナミクスマイク
マイクにはダイナミクスマイクとコンデンサーマイクという種類があります(正確にはリボンマイクというのもありますが今回は割愛)。ダイナミクスマイクは皆さんがライブや録音などで使っているマイクで、マイクの中でも主力となっている製品です。この記事で紹介するマイクは全てこれに分類されます。
・コンデンサーマイク
プロの人が不思議な形のマイクに向かって歌ってる映像見たことないですか?ありますか?あれです。ダイナミクスマイクに対して、こちらは録音専用のマイクです。基本的に皆さんがこのマイクを買うことはないと思うので覚えなくても大丈夫です。
・指向性
簡単に言うと音を拾う範囲です。ダイナミクスマイクは基本的に指向性が強くマイクのヘッド(先端の丸い部分)に対して垂直に音を入れないといけません。
・近接効果
マイクには音源に近づけるほど低音域が強調される「近接効果」と言うものがあります。ベースの人がよくマイクに口を近づけているのは、この近接効果で低音を強くするためなのです。逆に高音を綺麗に出したい人は少しマイクを離して歌うといい感じになります。
3.マイク紹介
いよいよ本題のマイク紹介です。僕が今まで使ってみた感想を中心に書いていきます。今回紹介するのは6種類のダイナミクスマイクです。それではどうぞ!
〇 SHURE SM58
いわゆる「ゴッパー」と呼ばれているマイクで、最もスタンダードなマイクです。WALKMENが持っているマイクもこれですね確か。ジャンルや使用者を問わず、様々な場面で性能を発揮できます。マイキング等含めて扱いやすいため、初心者が持つには1番適しているマイクと言えるでしょう。ただ多くのスタジオやライブハウスに常備されてるため、わざわざ買う意味は薄いです。また、近接効果が低減されてるらしいのでベースや、バスドラを重たくしたいボイパの人には向かないかないかもしれません。
値段:約10,000円
〇 SHURE BETA58A
音圧が高く、声量が出ない人も比較的大きい音量で歌うことができます。使用感としてはゴッパーの上位互換といった感じで、もちろん値段もゴッパーより高いです。高音が綺麗に入るのでハイハットやスネアなどをしっかり抜けよく入れることができます。女性ボーカルの方にも向いているかもしれませんね。
値段:約14,000円
〇 SHURE BETA57A
楽器用の定番マイクですが、ボーカル用としても良い性能を持っています。指向性がかなり強く、少しでも音を入れる角度がずれると大幅に音量が下がってしまいます。また、息を吸う音なども入れてしまうためかなり扱いが難しいです。しかし、低音高音問わずクリアに、強い音圧で入るので使いこなせるようになると非常に便利なマイクです。注意点としては音のがボワボワせずはっきりしているため、太い声が出せないベースの人はこのマイクじゃない方がいいです。
値段:約13,000円(僕が買った時二万くらいだったんだけど(憤怒))
〇 SENHEISER E935
ボイパの人がよく使っている印象が強いです。バスドラ、ハイハット、スネア全て綺麗に且つしっかりと入るので幅広い曲に対応できます。あと見た目がかっこいいです。値段は少し高めですがそれ以上のパフォーマンスを見せてくれるのでボイパで頑張りたい方に是非試してほしい一本です。
値段:約16,000円
〇 AKG D5
対してこちらはベースの人がよく使っているマイクです。AKG(アーカーゲー)と読みます。低音域がしっかり強調されて声の太さや音域に自身がないベースマンでも安定した演奏をすることができます。一方で音の輪郭がぼやっとするので低音がしっかり鳴る人にとっては逆に使いにくいと感じるかもしれません。
値段:約10,000円
〇 EV N/D767a
ビートボックス用として作られた珍しい(?)マイクです。音域問わずかなりゴリゴリとしたパワフルな音質で、流石ビートボックス用といった感じです。ベースが使う分には正直1つ前のAKGでいいかなと思います。繊細さを出すのが難しいのでバラードなどのパーカスにも向いていないと感じました。適した場面が限られる、少しピーキーな性能となっています。
値段:約13,000円
4.終わりに
ここまで見てくださってありがとうございます。
マイク紹介、と題してはいますがあくまで僕の使用感やネットで調べた情報にすぎないので一度自分で試してみて欲しいです。スタジオや楽器店に行くと無料でレンタルできるので是非活用してください(スタジオの場合は部屋代かかりますけど)。
それではまた次回の記事でお会いしましょう、さようなら〜。
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