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「自分の真ん中にいる」ということ
先日、仲間達と軽井沢へ。
森や川があり、とても素敵な場所でした。
先月、おとなの夏休みと題して「好きなことだけをやる」とのコンセプトで
千葉の古民家に仲間と宿泊しました。
海に足をつけるアーシングや、焚火、花火、滝めぐりなど本当にリラックスでき、自分でいられる感覚でした。
今回は特にコンセプトもない旅だったので、
好きなことだけやる、との心の違いがありました。
軽井沢ではボーイスカウトやキャンプ経験者が、車だし、買い出し、火起こし、料理、など率先してやってくれるので、結果的には好きなことだけやる、でした!笑
しかし、何かお手伝いしなければ・・・という気持ちになってしまいました。
ご本人も好きでやってくれているのだと思いつつ。
私とは全然違う強みを持っているのだと知ってはいるものの、つい気を遣います。
そうすると、呼吸が浅くなる自分がいる。
例えば、子どもはそのままいれば、子どもだからね、と言われるけれど、大人も本来は子どもと同じはずなのだけど、それぞれの得意分野が違うだけなのに、得意ではないこともやろうとする。
そうしないと、気が利かない、常識がないと思われるのではないかと勝手に想像する。
誰も何も言っていないのに。
これが自分を苦しめる。
だからといって、手伝うとかえって迷惑になったりする。特に私は。笑
そのせいか・・・
夜、眠れなくなってしまった。
横になってから2時間半が経過している・・・
もう眠らなくていいや。せっかくだから、自分のことをゆっくり考えよう。
どんな未来にしたいか?と考え始めた。
しかし、考え始めて数秒で自分ではない、他人のことを考えていた。
いかん、いかん。外側に意識がいっていた。と、自分に意識を戻す。
すぐにまたまた違うことを考えている。
それを何度もその繰り返しをしているうちに、眠ってしまった。笑
真っ暗闇の中、とても静かな中、何も妨げるものはないのに、自分の中心に居続けることの難しさと、日中は更に外側に翻弄されているのだと気づいた。
自分の中心でいることが本当に難しい。
自分の中心でいる、とは本来の自分でいること。これがオーナーシップ。
全員早起きで6時にはそれぞれ散歩を始めた。私も散歩に出た。長袖のTシャツにストールを羽織るくらいでちょうどいい気温だった。不思議なもので、人は太陽に向かって歩きたくなる。歩いていくと仲間がすでに森の中でそれぞれの場所を見つけ、瞑想していた。
私もそこから少し離れて、森の中に入り、川の音に耳を澄ませ、ちょうど椅子くらいの高さの切り株に座る。
川の流れる音だけを聴いていると、いつの間にか瞑想に入っていた。
しばらくの間、川の音を聴いていたが、あまりの心地よさにここから離れたくないと感じた。
呼吸も深く入る。
不思議な感覚だった。
いつもは、瞑想しようと思ってしているけれど、無意識に瞑想していたのだ。
何も考えず、ただ川の流れる音と風が木々を鳴らす音。それを聴くだけ。
そっか。これが自分の真ん中にいる、ということだった。
心地が良くて呼吸が深くまで入り、ずっとこうしていたいと思うこと。
あまりにも気持ちが良すぎて、帰った翌日から毎朝早く起きて散歩に行くようになった。
そうしたら生活に変化がでてきた。それもまた書きたい。